『Zcash(ジーキャッシュ/ZEC)』匿名性の高さが魅力の仮想通貨

Zcash(ジーキャッシュ)は匿名性の高さに重点を置いた仮想通貨です。それまでの仮想通貨にも匿名性を重視したものは存在しました。

ただし、利便性の高さや決済速度の向上などを両立させるために、ある程度犠牲になっている部分があります。

Zcash(ジーキャッシュ)は決済承認までに非常に時間がかかるのが特徴で、公式サイトでは2.5分ほど時間がかかるとされています。

素早い決済やショッピングなどに向かないものの、重要な情報を第三者に見られたくない人には利用価値がある仮想通貨なのです。

匿名性の高さから大手銀行がZcash(ジーキャッシュ)と提携して技術を取り入れたこともあり、一時価格が高騰する場面もあり、注目度の高いアルトコインになっています。

※『ZEC』のチャート(2018年02月16日 17時01分時点)

Zcash(ジーキャッシュ)の歴史について

Zcash(ジーキャッシュ)の歴史について
Zcash(ジーキャッシュ)は2016年10月28日に公開された仮想通貨です。

仮想通貨は一般的にオープンソースで開発されていて、取引情報などを隠すことは出来ても、誰かが保有していることがわかるなど完全な匿名性を確保するのが難しいという弱点がありました。

その後、匿名性を高めた仮想通貨も複数誕生していますが、利便性の関係から些細ではあれ何かしらの情報を確認することが可能でした。

完全に情報を秘匿してしまうと使い勝手が悪くなるだけでなく、不正が入り込みやすくなるからです。

しかし、Zcash(ジーキャッシュ)の場合は取引情報を暗号化することで匿名性を高め、公平性も保つことに成功しているのです。

匿名性を追求した仮想通貨として誕生

Zcash(ジーキャッシュ)は匿名性を高めた仮想通貨として誕生していて、綿密な暗号化により他人が情報を参照出来ないようにしています。

あまりに隠す情報が多いと、脱税や非合な取引に使われるのではないかという懸念を抱かれがちです。

しかし、お金の動きで個人の情報や売買の情報が漏洩し、様々なプロジェクトなどに影響を及ぼす可能性もあります。

商取引ではお金の流れ自体が追えないことが重要になることがあるのです。

情報を隠して取引をしたい人に最適な仮想通貨として設計されているのがZcash(ジーキャッシュ)になります。

大手銀行との提携で価格が高騰

Zcash(ジーキャッシュ)は海外取引所上場と共に一気に価値を上げ、その後に下落するという仮想通貨にありがちな値動きをしています。

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しかし、特徴的だったのはその価格の高額さで、1Zcash(ジーキャッシュ)で30万円を上回る価格を記録しています。いかに期待が高い仮想通貨だったかがわかります。

その後は4千円から6千円台で推移していましたが、海外大手銀行のJPモルガンが提携したことがきっかけで価格が4倍以上に高騰しました。

金融取引では匿名性が重要になる場合があるため、今後も普及の可能性がある仮想通貨になっているのです。

Zcash(ジーキャッシュ)の特徴とは?

Zcash(ジーキャッシュ)の特徴とは?
Zcash(ジーキャッシュ)の特徴は完全を目指した匿名性と、決済までの時間の長さです。ビットコインはもともと決済の承認に10分ほど時間がかかってしまい、決済時間の長さが普及のハードルになっていました。

多くの仮想通貨はこの10分という時間を縮めるための改良を行っていて、決済速度の高速性を売りにしているものも存在します。

Zcash(ジーキャッシュ)の場合、公式サイトでは決済(ブロックチェーンの生成)までに2.5分という数字になっています。

複雑な手続きを行うため他の仮想通貨よりも遅く、使いどころを選ぶのが特徴です。

普段使いではなく、銀行での取引や重要な個人情報のやりとりなど、厳重なセキュリティが必要な分野に使われることが予測されています。

処理速度よりも秘匿性を重視している

仮想通貨の処理速度は高速化されつつあります。

アルトコインの中には数秒で決済が済むものが存在し、ビットコイン自体も処理速度の改善のための取り組みが進んでいます。

普段使いのショッピングでは10分の決済時間は長すぎ、2.5分でも苦痛に感じる可能性があります。

誕生時点で手軽な買い物を想定しておらず、あくまで秘匿性、匿名性を重視しているのがZcash(ジーキャッシュ)の特徴になっています。

匿名で寄付しやすいことも注目のポイントに

Zcash(ジーキャッシュ)で注目されているのは、匿名での寄付も可能になっていることです。

海外の情報暴露サイトWikileaks(ウィキリークス)がZcash(ジーキャッシュ)での寄付を受け付けていて、誰がどんな団体を支援しているか隠せることも話題になりました。

立場上、表立って応援出来ない組織や団体に資金を送ることが可能になっているのです。

匿名性を悪用される可能性がある一方で、身の安全を確保するために重要な役割を果たしてくれる可能性があるのです。

『ZEC』を取り扱っているオススメの取引所一覧

■国内取引所

■海外取引所

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仮想通貨 始め方
アルトコインの取引は『バイナンス』がお得!!

国内取引所の多くは、アルトコインの取引時に手数料が上乗せされています。その時のボラティリティ(流動性)でその手数料は変動するのですが、約3%~10%だと言われています。

『Binance(バイナンス)』という海外取引所を利用すれば、手数料は一律0.1%で済みます。※バイナンスは2017年12月時点で取引量世界一です。

例)
手持ちのXRP(リップル)を売ってETH(イーサリアム)を購入する場合

■国内取引所

  1. XRP売却(3%~10%マイナス)で日本円に戻す
  2. 日本円でETH購入(3%~10%マイナス

XRPをETHに変更するだけでも6%~20%マイナスになってしまいます。

■Binance(バイナンス)

  1. XRP売却(0.1%マイナス)でBTCに戻す
  2. BTCでETH購入(0.1%マイナス

Binance(バイナンス)の場合、0.2%で抑えることができます。

更に、Binance(バイナンス)独自のトークンであるBNBを利用すれば、手数料を半額にすることが可能です(0.1%の半分なので0.05%)。

また、取り扱っている仮想通貨の種類も2017年12月時点で約85種類あり、現在も速いスピードで様々な仮想通貨を上場させています。メアドさえあれば登録は可能なので、利用しない手はないと思います。

▼公式サイト▼
https://www.binance.com/

※2018年1月現在、バイナンスは新規登録者の制限を行っている時間帯があります。登録できない場合は、時間をおいて公式サイトを確認してみてください。

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