電車に乗る際suicaでピッ、コンビニに行ってカードをかざしてピッ、高速道路のETC技術や在庫管理のタグ読みまで、現在の私たちの生活の中にはRFID技術が世界規模で至る所に見られます。
このRFID技術を、より幅広い分野に応用していくためブロックチェーン技術を用いてモノのインターネット(IoT)へ拡げて行こうする動きの原動力になるコインが開発されて1年が経とうとしています。
これが今回紹介しようとしているアルトコイン『ウォルトン』です。
※『WTC』のチャート(2024年10月04日 21時38分時点)
Contents
Walton(ウォルトン)の歴史について
公開日が2016年11月30日と比較的新しい公開から一年を迎えようとするコインです。
このコインは2011年11月30日に亡くなられた、アメリカのRFID技術者Charlie Waltonに由来して名付けられています。
ウォルトン氏はRFID(Radio Frequency Identifier)技術を発明した人として知られており、1973年にRFIDで最初の特許を取得し、その後亡くなるまでにRFIDに関する50を越える発明及び特許を取得しRFID技術の開発や発展に多大な貢献をしました。
現在RFID技術は高速道路料金請求やモバイルの決済、クレジットカード決済など、日常のさまざまなシーンの中で、驚くほど多彩な場所で、幅広く使用されています。
RFIDの偉大な発明家、ウォルトンの名前をコインに冠し、今後のRFIDの発展を祈願して彼が亡くなった5年の節目に設立された、それがウォルトンプロジェクトです。
ウォルトンプロジェクトチーム
ウォルトンを支えるチームはブロックチェーンやiot、RFID技術の統合などのために、中国や韓国などから才能豊かなメンバーが集まり構成されています。
急速に変化していく時代に対応し、時代を導いていくことを経営の柱に掲げて、現在はブロックチェーン技術をモノのインターネット(IoT)に拡張出来るように日夜研究・開発が行われています。
プロジェクトの支援者
このプロジェクトは現在ブロックチェーンの開発者や投資機関、世界的なマイクロチップ設計の専門家、その他にも弁護士やファイナンス専門家、この技術を将来自分の事業に活かしたいと考えている企業管理者から強い支持を受けています。
Walton(ウォルトン)の特徴とは?
ウォルトンプロジェクトは既存のInchainと何が違うのかという声をよく耳にします。
一番の違いはボルトンプロジェクトがハードウェアとソフトウェアが組み合わされて基本的な計画や構想練られているという点です。
一方、他のブロックチェーンプロジェクトの場合、基本的な計画や構想にハードウェアの部分が含まれていません。この点が大きな違いです。
例えばウォルトンプロジェクトに使用されるタグチップのメモリには、タグが付けられている状態や重要なデータがハッシュ値として含まれていて、タグの改ざん防止がされています。
このタグを読み取ることで偽造防止や追跡ができるようになります。
では同じように、チップを使用するウォルトンとシグマプロジェクトとの違いはどこにあるのでしょう。
シグマプロジェクトで使用されるチップはビジネスの補助的な役割として使用されています。しかしウォルトンのプロジェクトではRFIDタグチップとリーダライタ主制御チップという2種類のチップを使用します。
RFIDは商品をアップロードするために使用し、この商品を取り扱う店舗に自動で関連するデータを送ることができます。これまでの在庫管理の手間を省く取り組みが可能です。
もう一点のリーダライタ制御チップは、主にサーバー側の更新や制御に役立ちます。この2種類のチップを上手に利用することで流通の手間を画期的に省き、物の流れを飛躍的に高めるサポートができます。
RFID技術を積極的に採用する企業が増え、ユーザーも増えていくことが期待でき、商業的な価値はますます高まっていくものと考えられています。
具体的な応用イメージ
例えば安全な食への取り組みとして、栽培や加工、製造、流通といった過程を明確にすることも可能になります。
また食品加工で不具合が生じた際に、不具合品を回収する場合にも、その不具合がどこで起こったか原因究明や再発防止などにも役立ちます。
洋服などのタグに使用する場合も、同様の事例で使用できますし、在庫管理や、商品の売れ方から、工場への発注などがよりタイムリーに行う事が出来るようになるので、機会損失を逃さなくなるでしょう。
現在のウォルトンコイン
現在ウォルトンコインは仮想通貨ランキングでは47位ぐらいとなっています。価格は1WTC約570円くらいです。
企業側の需要によって価格は大きく上がる可能性もあります。
また現在ウォルトンコインを扱っている海外の取引所はbinanceやetherdeltaなど、どちらかと言えばマイナーな取引所が多く、万が一メジャー取引所に上場された場合ののびしろは期待が持てます。
『WTC』を取り扱っているオススメの取引所一覧
■国内取引所
- なし
■海外取引所
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