仮想通貨『Veritaseum(ヴェリタシアム/VERI)』契約や金融取引を世界中で行うことができる仮想通貨

Veritaseumは、2017年4月14日に公開され、実際の取引が6月から開始された仮想通貨です。最大発行枚数は1億枚とされており、通貨表記はVERIとなっています。

Veritaseumを利用することで、間に仲介人を立てることなく金融取引や契約を結ぶことが出来るので、銀行や弁護士を必要とせずに信用取引が可能となることを目指しています。

VERIトークンを発行して、取引相手とやり取りすることで、世界中で契約と金融取引をごく僅かな手数料で行えるわけです。

ブロックチェーンを採用することにより、ビジネスや投機を行う際に自分のお金を自由に世界中へ移動できる手段を確保出来るので、スピードが求められる契約内容ほどVeritaseumのメリットが大きくなります。

※『VERI』のチャート(2024年10月04日 20時05分時点)

Veritaseum(ヴェリタシアム/VERI)の歴史について

Veritaseum(ヴェリタシアム/VERI)の歴史について
Veritaseumは、アルトコインの中でも2017年に公開されたばかりの新しいアルトコインです。ホワイトペーパーや目的が明確にされた公式サイトの整備が、他の仮想通貨と比較して少ない点に不安を感じる人もいるでしょう。

しかし、Reggie Middleton、Matt Bogosian、Veritaseum Inc.の3者によるチーム体制で開発が行われているので、関わっている人物の信用度が取引量増大を後押ししています。

Reggie Middletonは、世界でも名の知れたFinTechのアメリカ人投資家であってアナリストの肩書もある人物です。また、Matt Bogosianは、AmazonやYahooといった複数の企業を15年担当した特許・知的財産権に精通した弁護士です。

公開時の価格は1VERIあたり49ドルからスタート

Veritaseumの価格は、公開時に49ドルからスタートしており、アルトコインに対する世界的な関心が高まったことによって、2017年12月時点で300ドル前後を推移しています。

他の仮想通貨とは異なり、中央集権的な情報発信が行われていないので、Veritaseumの価格推移は他のアルトコインの動向に左右される傾向が少なくありません。

実用的な金融取引と契約を優先しているので公式サイトの情報が少ない

Veritaseumの公式サイトを初めて閲覧した人は、経済情報ばかりが掲載されていることに違和感を感じるでしょう。

ホワイトペーパーや具体的なロードマップが示されておらず、仮想通貨の中で時価総額が40位程度に位置しているにも関わらず、情報の少なさに驚くはずです。

Veritaseumは、VERIトークンを実際に使ってみる実用的な金融取引を重視しているために、公式サイトの情報更新を重視していません。

Veritaseum(ヴェリタシアム/VERI)の特徴とは?

Veritaseum(ヴェリタシアム/VERI)の特徴とは?
Veritaseumの特徴を考える際には、BitTorrentをイメージすると分かりやすいとされています。現物や金融取引を行う際に、中央集権的な管理者を置かずに、個人間で直接やり取り出来る仕組みです。

Veritaseumのブロックチェーンは、プログラム可能であって、世界中で通用する流通性が高いだけでなく廃棄不能な特徴を持ちます。金融資産といった価値ある物に対するプログラム可能なBitTorrentと考えれば、具体的な利用目的を理解出来るでしょう。

従来の銀行を介した取引では、取引相手の信用情報を銀行が調査した上で金融取引を行うので、時間と手間だけでなく多額の手数料を要します。Veritaseumならば、スマートコントラクトを手軽に行えるわけです。

契約取引に特化している

Veritaseumは、契約取引を行うことに特化しているので、銀行を介さずに世界中の取引相手と自由にVERIトークンのやり取りを通じて取引可能です。ブロックチェーンに1度書き込まれた内容は変更できないので、改竄されるリスクがありません。

▼関連記事▼
ブロックチェーンとは?仮想通貨を始めるなら最初に知っておきたい技術

与信チェックを必要とせずに、契約取引を行えるので、商取引において重要なスピードを維持出来ます。間に銀行を介するだけで、信用調査に数日要することは珍しくありません。

Veritaseumを使えば、与信チェック無しに取引を行っても信用に問題ない点が優れています。

P2Pネットワークを使っている

Veritaseumは、P2Pネットワークを使用した分散型取引が行われているので、サーバーを介した取引を必要としません。

サーバーが不正アクセスを受けると、取引データが改竄されて自己資産を失う危険がありますが、P2Pネットワークを使った分散管理ならば、1箇所が不正アクセスを受けてデータが失われても他のユーザー間データから内容を復元出来ます。

VeritaseumがP2Pネットワークを使うことは、取引速度アップだけでなくセキュリティー面からもメリットがあるわけです。

『VERI』を取り扱っている主な取引所一覧

■国内取引所

  • なし

■海外取引所

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