『Tether(テザー/USDT)』法定通貨と同じ価値を持ち続ける仮想通貨

Tetherは、法定通貨と同一の価値を持つ仮想通貨です。

仮想通貨は、取引を続けるうちに相場により価値が上下しますが、Tetherは1USDT(Tether USD)が1USD(米ドル)と固定相場でペアとなっているので、価値が変わることがありません。

Tetherは仮想通貨でありながら、法定通貨とのペグ通貨となっていることで価値が変わらず、ビットコインのブロックチェーン技術を使って分散管理されている特徴があります。

なぜTetherは、USドルといった法定通貨との固定レートを採用した仮想通貨として生まれたのか、歴史的な背景と特徴について知った上で利用することが望ましいです。

※『USDT』のチャート(2018年02月16日 22時33分時点)

Tether(テザー)の歴史について

Tether(テザー)の歴史について
仮想通貨Tetherは、香港にあるTether Limitedにより発行されているペグ通貨です。

運営会社1社により発行されているので、発行に際して同額の法定通貨による準備高を用意する必要があります。

法定通貨との固定レートによる交換とすることで、安定性を確保しつつ流通性を高める工夫が施されており、中央銀行により発行されている法定通貨とは異なり、ブロックチェーン技術による分散管理と暗号化通信を特徴としています。

持っているだけで価値が上がる仮想通貨では、流通が投機目的となりがちですが、実用性を兼ね備えた仮想通貨を狙って造られています。

発行通貨残高は運営会社の準備高次第

TetherにはUSドルとの等価交換を行なうバージョンだけでなく、日本円との固定レートで発行されたTetherも存在します。

発行時に同じ額の法定通貨を支払い準備高として運営会社が持つので、発行出来るTetherの総量は運営会社の支払い準備高次第となります。

運営会社の経営が行き詰まると、支払準備高を増やすことは出来ないので、縮小してしまうでしょう。

発行枚数を管理することで信頼性を高めている

市場に出回っているTetherの量と、運営会社のTether Limitedが支払準備高として保有する法定通貨は同額となるので、安い手数料で送金出来るメリットを活かして市場に広く流通して活発な取引が行われることを狙っています。

発行枚数をしっかり管理することで、価値が損なわれること無く変動もしないことで、仮想通貨でありながら安心して使えるよう工夫されています。

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Tether(テザー)の特徴とは?

Tether(テザー)の特徴とは?
ビットコインを代表とする仮想通貨は、発行枚数が最初から決められているものの、取引相場は市場に任されているので変動相場制となっています。

右肩上がりで価値が上がりやすいことから、仮想通貨は投棄目的で資産家が保有して世の中で商品やサービス購入時に使われる量が減ってしまいます。

Tetherは、発行と廃棄を現行の法定通貨とペグ通貨とすることで、流通性を極めて高くした特徴があります。世界中で毎日行われている取引時の手数料を安くすることで、金銭取引を活発にする効果が期待できます。

各国の中央銀行が管理しない仮想通貨だからこそ、流通性を高めることが出来ます。

銀行を通さずに取引出来るので送金手数料が安い

国内のみで行われている送金であっても、銀行間を跨ぐだけで手数料が高いと感じられるものです。

国を跨いて国際取引が行われる際には、国際送金手数料が発生することになるので、銀行は手数料収入だけで多額の利益を挙げられます。

仮想通貨を国際取引で使用できれば、送金手数料を驚くほど安く出来ますが、一方で仮想通貨の大半は価値が乱高下しやすいので、安定性に問題がありました。

Tetherでは、発行時に法定通貨と等価交換をしていて払い戻しを行なう際にもレートが変わらないので、送金手数料の大幅節約とペグ通貨ならではの払い戻し保証がある安心感を兼ね備えています。

ブロックチェーン技術を採用しているので、複数の取引所を利用することが出来る流通性の良さから、国際取引を行なう際に利用しやすい特徴があります。

運営会社が経営破綻すると利用できなくなる

Tetherを発行しているTether Limitedは、発行枚数と支払準備高の管理を行っているので、最終的に全額を支払いTetherの発行数をゼロとすることも可能です。

しかし、運営会社のTether Limited自体が経営破綻を起こしてしまうと、保証されているはずの支払い額が担保されず、仮想通貨Tetherの価値がゼロとなってしまうリスクがあります。

Tether Limited自体が支払準備高を常時保管しているわけではなく、メインバンクとなっている銀行に資金を預けている状態です。

預入銀行自体が経営破綻したり、差押処分を受けてしまうと、支払準備高が減損することになるので、一気に仮想通貨としての信用を失いかねないリスクがあります。

セキュリティーと資金管理面でどこまで信頼できるかという点が、仮想通貨Tetherの信用度に関わってくるわけです。

『USDT』を取り扱っているオススメの取引所一覧

■国内取引所

  • なし

■海外取引所

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アルトコインの取引は『バイナンス』がお得!!

国内取引所の多くは、アルトコインの取引時に手数料が上乗せされています。その時のボラティリティ(流動性)でその手数料は変動するのですが、約3%~10%だと言われています。

『Binance(バイナンス)』という海外取引所を利用すれば、手数料は一律0.1%で済みます。※バイナンスは2017年12月時点で取引量世界一です。

例)
手持ちのXRP(リップル)を売ってETH(イーサリアム)を購入する場合

■国内取引所

  1. XRP売却(3%~10%マイナス)で日本円に戻す
  2. 日本円でETH購入(3%~10%マイナス

XRPをETHに変更するだけでも6%~20%マイナスになってしまいます。

■Binance(バイナンス)

  1. XRP売却(0.1%マイナス)でBTCに戻す
  2. BTCでETH購入(0.1%マイナス

Binance(バイナンス)の場合、0.2%で抑えることができます。

更に、Binance(バイナンス)独自のトークンであるBNBを利用すれば、手数料を半額にすることが可能です(0.1%の半分なので0.05%)。

また、取り扱っている仮想通貨の種類も2017年12月時点で約85種類あり、現在も速いスピードで様々な仮想通貨を上場させています。メアドさえあれば登録は可能なので、利用しない手はないと思います。

▼公式サイト▼
https://www.binance.com/

※2018年1月現在、バイナンスは新規登録者の制限を行っている時間帯があります。登録できない場合は、時間をおいて公式サイトを確認してみてください。

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