仮想通貨『Stratis(ストラティス/STRAT)』マイクロソフトとの連携で知名度を上げた仮想通貨

Stratisは、アメリカを中心とした仮想通貨市場で常に上位に位置し、注目度が高いことで知られる仮想通貨です。

日本では馴染みが少ないので、まだ日本国内で直接取引出来る場所は用意されていません。Stratisを購入するためには、海外の取引所に口座を開設する必要があります。

▼関連記事▼
仮想通貨の海外取引所について – メリットやデメリットなど

しかし、ブロックチェーン技術を採用して、ビットコインとも接続出来ることから、ビットコインを経由した売買を行なうことが可能です。

Stratisが仮想通貨の中でも上位を占めるに至った経緯を把握すれば、なぜ多くの人から指示されているのか分かるでしょう。

投機筋だけでなく、企業がStratisに関心を示している点を考えれば、自ずと発展する理由を把握出来るはずです。

※『STRAT』のチャート(2025年03月28日 02時57分時点)

Stratis(ストラティス)の歴史について

Stratis(ストラティス)の歴史について
2016年8月9日に取引開始されたStratisは、STRATという通貨コードで表されます。発行上限は、9800万STRATと決められており、認証アルゴリズムとしてProof of Stake(X13)が採用されています。

▼関連記事▼
Proof of Stake(プルーフオブステーク)とは?Proof of Workとの違い

仮想通貨を発行して広めるためには、ブロックチェーン技術をいかにして広げるかが重要となっており、技術者不足が発展の妨げとなっている点に注目してStratisは生まれました。

仮想通貨に使われている言語は、設計言語がそれぞれ異なるために、技術者を育てる所から始めなければなりません。

既存の言語で仮想通貨を設計出来れば、技術者不足を心配する必要が無くなり、一気に拡大するわけです。

Stratisのブロックチェーンアプリ開発にC#言語を採用

Stratisの開発速度を一気に引き上げるために、ブロックチェーンアプリ開発にC#言語を採用したことが、急拡大の要因となっています。

世界中に数千万人以上いるC言語開発技術者を開発に参加させることが出来るので、IT企業でも開発に携わることが出来るようになりました。

企業独自でブロックチェーン技術開発に取り組むことが出来るので、プライベートブロックチェーンの実装ハードル引き下げに成功したわけです。

Stratisは、誕生から間もなく、最大手取引所ポロニエックスに上場し、大手取引所として知られるBittrexとBittyliciousにも上場中です。

マイクロソフトと提携することで一気に拡大

世界最大のソフトウェア企業として有名なマイクロソフトと提携したことで、Stratisは急拡大に成功しました。

マイクロソフト社内で大手企業のシステム開発部門に精通したMicrosoft Azureと共同で、Stratis Development Platformという開発環境を提供し、企業が簡単に独自のブロックチェーンを導入可能となったわけです。

加えて、Stratisにより提供中のCloud Stratisを利用することで、ビットコイン・ビットシェアといった大手のブロックチェーンをStratisに取り込めるようになりました。

Stratisならば、社内ネットワーク上にブロックチェーン技術を導入する際、専門の言語を習得した技術者を雇うこと無く、Microsoft Azureのパッケージ購入すれば、社内の技術者で賄えるわけです。

Stratis(ストラティス)の特徴とは?

Stratis(ストラティス)の特徴とは?
Stratisは、日本ではまだ認知度が低い状況となっていますが、アメリカでは開発競争が進んでいます。

既存のピットコインと同じブロックチェーン技術を使っていながら、汎用性が高い開発言語のC#で開発可能な環境を整えられるので、一般企業であってもブロックチェーン技術を活かせます。

▼関連記事▼
ブロックチェーンとは?仮想通貨を始めるなら最初に知っておきたい技術

Microsoft Azureを紹介してもらえるだけの環境さえ整っていれば、いち早く開発を開始して、仮想通貨が広く普及した時に乗り遅れる心配が無くなります。

Stratisでは、既存の海外取引所を通せば既に購入出来る状態まで発展しているので、日本企業にとっても仮想通貨を導入するために有力な選択肢となっています。

企業がブロックチェーンを構築するための仮想通貨

Stratisは、ブロックチェーンを企業が独自に構築しやすい仮想通貨です。社内でプログラミング言語を扱える技術者を雇用している企業ならば、C言語の習得は必須項目として完了しています。

汎用性が高い。プログラムの自由度や、目的に応じた拡張が容易であるため、オペレーティングシステムやアプリケーションソフトウェア・ファームウェアの記述、デバイスドライバー開発や機械制御など、あらゆる分野に適応している。
出典:C言語 – Wikipedia

C言語を得意不得意としている人はいますが、プロジェクトとして立ち上げた時にすぐに取り組めることは確かです。

独自言語を習得した技術者を開発当初から終了時まで雇用維持出来なければ開発が出来なかった従来の仮想通貨とは、大きく異なる参入障壁の低さに特徴があります。

パッケージ化された開発環境を汎用性が高いC#で開発できる

Stratisは、Microsoftの.NET Frameworkで提供されているC#を使ったビジネスソリューションパッケージです。

SDFとnStratisと呼ばれるアルゴリズムを採用し、企業内でブロックチェーンを扱えるように工夫されています。

Microsoft Azureに依頼して、Stratis Development Platformを企業内に導入すれば、C#言語に精通した社内の技術者だけで、企業が独自にブロックチェーン技術導入可能となります。

従来は、仮想通貨を導入するために、新たに技術者を時間と経費をかけて社内で育てるか、新たな技術者を雇い入れる必要がありました。Stratisならば、開発環境の整備が容易なことで、企業が導入に踏み切りやすくなっています。

『STRAT』を取り扱っているオススメの取引所一覧

■国内取引所

  • なし

■海外取引所

仮想通貨 始め方 おすすめ

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

仮想通貨『Zcash(ジーキャッシュ/ZEC)』匿名性の高さが魅力の仮想通貨

仮想通貨『NEM(ネム/XEM)』PoI・ハーベストなど独特な仕組みを持つ仮想通...

仮想通貨『NAV Coin(ナビコイン/NAV)』最近注目を集めている匿名通貨の...

仮想通貨『Bytecoin(バイトコイン/BCN)』一般的なPCでマイニングが可...

仮想通貨『Populous(ポピュラス/PPT)』次世代の金融プラットフォームを...

仮想通貨『Bytom(バイトム/BTM)』デジタル資産と現物資産を繋げる目的