MOOVER(ムーバー)はモバイル通信にありがちな、データ容量の余りを売買できるのが特徴になっています。
先進国では通信網の充実により、月のデータ通信の使用量が余ってしまうケースが珍しくなくなっています。
一方で、途上国ではモバイルデータ通信が必須な地域が多い割りに、通信インフラの整備が行き届かず、十分なサービスを受けられないケースが多くなっています。
通信データ容量で生かされていない部分をシェアすることで、互いに助け合い無駄を省くことを目指して作られたのがMOOVER(ムーバー)です。
銀行などの金融機関の取引を経ずに、通信の確保や通信費の節約に結び付けられるのが大きな魅力です。
※MOVEトークンの購入には登録が必要です。
- 事前登録開始:2017年11月22日12時~
- フェーズ1:2017年12月1日12時~
- フェーズ2:2018年2月1日12時~
- フェーズ3:2018年4月1日12時~
▼公式サイト▼
モバイルデータ通信を世界中とシェア「MOOVER」
▼CEOインタビューページ▼
『MOOVER』CEO独占インタビュー
Contents
MOOVER(ムーバー)の主な特徴
MOOVER(ムーバー)はモバイルデータの空き容量を、消費者が自由にトレードできるようにするための仮想通貨です。モバイルデータの使用量は通信会社によって大きく異なり、ちょっとした通信料のオーバーが高額な請求につながることもあります。
また、通信インフラが整っていないことから従量制で使った分だけ課金されるような地域も多く、格差が生じやすくなっています。
余ったデータ通信の枠をシェアできるだけで節約につながることがあるのです。
通信の格差が教育の格差や富の格差を生むケースも存在し、通信が確保できるかどうかで地域の利便性が大きく変わります。社会貢献の面でアフリカなどの発展途上国に目を向けているのもMOOVER(ムーバー)の特徴です。
モバイル通信の余りをシェアするための仮想通貨
MOOVER(ムーバー)はモバイル通信のデータをシェアするために作られている仮想通貨です。スマホなどの通信容量の契約は人によって異なるものの、余らせてしまう人も多くいます。
一方で、金銭的に余裕がなく、基本料金をおさえている人にとって少しでもデータ通信量を増やせる機会は魅力的です。
余ったものをシェアしてお金に変えられれば、お互いに利益を得ることができます。
MOOVER(ムーバー)は消費者と消費者をつなぎ、データの余りなどをシェアすることを目指しています。実現すれば、データの通信量のあまりを独自に売買することが可能になるのです。
通信会社との契約のほかに、通信量を売買し、より通信費を安くしたり、あまり使わない期間はデータを多めに売って利益に変えたりなど、様々な選択肢が広がるのが魅力です。
通信会社にとっても魅力的な部分がある
余ったデータ容量の取引は、通信会社にどのような影響を与えるか未知数な部分があります。
高額な契約プランが売りにくくなる可能性がある一方で、多めの容量を契約してやりくりをする人が発生する可能性も存在し、どのように状況が変化するかがわからないためです。
メリットもあります。データ通信のシェアリングが行われるようになれば、無理な通信施設の拡張や増設が不用になる可能性があります。設備投資は通信インフラを整備するために重要な部分ですが、多額の資金を必要とします。
利用者や利用方法が偏ると負担の方が大きくなってしまうことがあるのです。
また、MOOVER(ムーバー)自体がMOOVER(ムーバー)の一部を通信会社が確保するのが望ましいとしており、リスクテイクへの意識が払われていることもわかります。
MOOVER(ムーバー)の調達予定金額や価格
MOOVER(ムーバー)はまだ開発中の仮想通貨であり、ICOによって開発資金と運用資金を集める予定になっています。
調達予定額は5000万ドル、価格は1ドル当たり100MOVE、1ビットコインあたり70万MOVE(2017年11月時点)を予定しています。
最低限500万ドルが集まればプロジェクトは継続と判断されますが、500万ドルに到達しなかった場合はお金が返金される予定になっています。
また、どの程度資金が集まり、普及のめどが立つかで発行上限数が変わるため、ICO完了まで上限数がわからない状態であることもポイントになっています。
段階を分けてICOを行う予定
MOOVER(ムーバー)はいくつかの段階に区切ってICOを行う予定で、分配するMOVEの数が変更されることになっています。
集まる資金が多ければそれだけ発行数も増える形になりますが、金額が集まれば研究開発に利用できる資金も増える形になり、発展性も高くなります。希少価値は薄れますが、その分将来性が高くなりやすくなるのです。
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資金が不足すれば、開発プロジェクト自体が破綻し、価値が全くなくなってしまう場合もあります。最低調達額が500万ドルで、集まりきらなかった場合は返金すると決めているのも、こういった事情があるからです。
価格は変更になる可能性もある
MOOVER(ムーバー)の価格は相場の変動によって変わる可能性があります。
アメリカドルだけでなくビットコインでの購入も可能ですが、ビットコインの価値自体が大きく変わる可能性があるからです。
ビットコインの価値自体が大きく上昇すれば、ドルでの買い入れが集中するなど偏りが生じる可能性があります。その方がより多くのMOVEを確保できるからです。
ICOは期間を区切りながら数ヶ月続きます。購入を検討する場合は最新のアナウンスがないかチェックするのがおすすめです。
MOOVER(ムーバー)のICOスケジュールや今後のロードマップ
MOOVER(ムーバー)のICOは2017年12月1日にフェーズ1、2018年2月1日にフェーズ2、2018年4月1日にフェーズ3に分けて行われる予定です。
それぞれに2500万ドル、1500万ドル、1000万ドルの目標額が設定されていて、達成後も規定の時間売り出しが続きます。
資金調達後のロードマップも公開されていて、テスト段階を経て少しずつ公開を行い、2019年にベータ版の公開、2020年に正式公開を目指しています。
購入フェーズが早いほど貰えるトークンも多い
MOOVER(ムーバー)のICOは、フェーズごとに目標金額が異なっています。ポイントになるのが、早いうちに購入した人の方が貰えるトークンが多くなることです。
ICOでは一般的になりつつありますが、先行して購入した人にはボーナスが与えられるケースが多く、フェーズ1では作成されたトークンの10%、フェーズ2では7%、フェーズ3では5%がエアドロップされる予定です。
購入の優先権などではなく、エアドロップという形で運営から配布される形になっていて、購入者の負担が少ないのが特徴です。
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それぞれのフェーズは最大14日間、目標額達成の場合はその後どの程度の期間購入を受け付けるかもあらかじめ決められています。フェーズ3では目標額達成後速やかに締め切られる予定のため、価値を見出している人は早めの購入が大切になります。
2020年に正式公開予定
MOOVER(ムーバー)は資金調達後のロードマップも公開しており、順調に資金が集まればテストなどを重ねた上で2020年に正式公開が予定されています。
2019年時点でベータ版が公開され、開発者向けにはそれ以前から情報が解禁される可能性があります。
運営や開発者には対価としてMOOVEが与えられますが、価値の暴落などを避けるためロックアップ期間も設定されています。
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集まった資金額が多ければロードマップが前倒しになり、更なる発展につながる可能性もあります。
個人的には、「データ量の個人的な取引ができる仮想通貨」という特徴が斬新で、純粋に応援したい仮想通貨だと感じています。100ドルから購入可能で、先行者特典もあるので興味がある方は是非購入してみてはいかがでしょうか?
また、新しい情報が入り次第こちらに追記していきたいと思います。
※ICOへの参加は自己責任でお願いします。
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モバイルデータ通信を世界中とシェア「MOOVER」