欧州のゲーム開発者支援として創始された仮想通貨FunFair。世界中のギークからの注目を浴びており、時価総額ランキングもじわじわと上昇しています。
2018年初めには高騰し、多数の投資家に利益を出したことでも知られています。FunFairがどうして信頼されるのか、その歩みと特徴、そして将来性について解説していきます。
※『FUN』のチャート(2025年03月28日 01時43分時点)
Contents
FunFair(ファンフェアー/FUN)の歴史について
FunFair(ファンフェアー/FUN)とは、2017年6月23日にイギリスのゲームデベロッパーによって創始された仮想通貨です。開発元による熱心な広報活動、ゲームユーザーに向けて魅力的なサービスが特徴と言えます。
時価総額は2018年1月23日現在64位、約4億4千ドルもの巨大市場となっており、その有望さがうかがい知れます。
Binance(バイナンス)上場時~2017年12月まで
仮想通貨マニアなら誰もが知る2017年9月のBinance(バイナンス)上場ですが、この頃にはすでに3~4円/1FUNを推移していました。同年12月までチャートに動きは見られなかったものの、ビットコインの上昇に合わせて順調に価格上昇。
ビットコイン/イーサリアムやその他時価総額ランキング上位の銘柄が下落しつつあった2018年1月もチャートは昇り調子で、投資家たちの注目の的となりました。
2018年1月初旬に高騰
2018年1月6日~9日にかけて、ギーク向けの草コインであるXPが25 倍の高騰を見せます。これに続くように、ゲームやアニメ文化と関わりのある海外銘柄が次々に勢いづきました。Funfairも8日に21.62円/1FUNと高値を示し、実に7倍もの上昇率を見せたのです。
ゲーム関連の草コインはその後一気に下落調子となってしまいましたが、Funfairは1月23日現在でも10円を下っていません。
デベロッパーではすでに、Funfair決済対応の新作ゲームが登場することなどを発表しており、これからも高騰の可能性を秘めている仮想通貨と言えます。
FunFair(ファンフェアー/FUN)の特徴とは?
上場当初から1円/1FUNをキープ、時価総額ランキングも100位以内からスタートし、草コインとしては非常に良好な歩みを進めるFunFair。競合銘柄が多いという弱点があるものの、公式サイトの積極的な情報発信・コンセプトの明示などで投資家の信頼を得ています。
ビットコインに取って代わるとも噂されているイーサリアムに対しても好意的で、「自社内での決済システム導入検討にも前向き」と読み取れる発言が、ニュース内の対談でも確認できます。
FunFairならではの特徴
FunFairは、オンラインカジノでの使用・ゲーム開発元への送金目的として開発されました。イーサリアムベースの分散型台帳システムによって維持されています。
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公式サイトでは、実際にデベロッパーが作ったカジノを無料で楽しめるほか、FunFairに関するニュースも随時確認できます。付記すると、ニュースの更新頻度も月内3~4回と極めて高く、通貨普及に前向きな姿勢を読み取れるのが安心できるポイントです。
このデベロッパーでは、アマチュアプログラマーから中小企業まで、インディーズゲームの開発を「カジノ」以外のカテゴリーでも熱心に後押ししています。
購入できる取引所
当初は海外取引所のBinance(バイナンス)でのみ取引されていましたが、現在はBittrexでもトレード可能です。バイナンスであれば日本語対応しているため、口座開設や取引をスムーズに行えます。
トレードはUSDまたはBTCとなり、日本国内から入手する場合は、所有するビットコインを取引所アドレスに送金してからとなります。
高騰が期待されるタイミング
開発元はイーサリアムベースのブロックチェーンを高く評価しており、同銘柄との連携を深めようとする姿勢を公式サイトで見せています。
ゲーム関連の仮想通貨銘柄は乱発状態と言えますが、そのなかでも最大の成功をおさめたXP高騰時のチャートと照らし合わせてみると、業界の登り調子にしっかりと乗れることが確認できます。
また、ギークが愛好する通貨としての強み・新技術にも必見でしょう。先日、日本の大型掲示板発の銘柄「モナコイン」がアトミックスワップという異例の技術を取り入れたことで一時チャートが盛り上がりましたが、Funfairにも同様の可能性があります。
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取引のポイントとしては、公式サイトのニュースが最も更新頻度が高いため、これを都度チェックしておくこと・長期保有を意識することの2点となります。
『FUN』を取り扱っている主な取引所一覧
■国内取引所
- なし
■海外取引所
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