仮想通貨『Ethereum Classic(イーサリアムクラシック/ETC)』DAO事件をキッカケに生まれたコイン

最近の経済ニュースの紙面を大きく飾る仮想通貨。

現在世界各国に流通している仮想通貨の種類は1000をはるかに超えていますが、これらのうち90%以上が詐欺とも言われるまさに玉石混淆の世界です。

その中で上手に仮想通貨を選ぶ為には、今後、一般に広く流通される可能性が高くて、しっかりとした技術を基に作られた仮想通貨を選別していくことが大切になってきます。

ですが、素人には一つひとつの仮想通貨の技術を見極める事は至難の技でもあります。

その点を補う為にも、仮想通貨が誕生した歴史や背景や通貨の特徴をしっかりと学んで、より安全性の高い通貨を選ぶことが重要になります。

今回は国内取引所で取扱いのある仮想通貨の中からイーサリアムクラシックを取り上げて、この通貨が誕生したきっかけや通貨の特徴、イーサリアムとの違い、購入できる販売所などについて細かく紹介していきたいと思います。

※『ETC』のチャート(2018年04月23日 18時19分時点)

Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)の歴史について

Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)の歴史について
イーサリアムクラシックは、略号はETC。現在国内外で幅広く流通しているイーサリアムから派生して誕生した通貨です。

このイーサリアムが2つの通貨に分裂してしまった発端にはDAO事件というものがあります。

DAOというのは2016年5月に公開された、イーサリアムが開発した技術を土台にして作られた仮想通貨でしたが、公開から2ヶ月も経たない間に、150億円発行されていた通貨の1/3、50億円以上の通貨が盗まれてしまったのです。

DAOはイーサリアムの技術を応用した通貨なので、当然のように、イーサリアムの信用もガタ落ちし、イーサリアム通貨も一時的に暴落してしまいました。

この事件は結局、DAOのプログラム情報に鍵が掛けられていたはずだったのに、実際には鍵が開いていて、盗難出来る状態だった事が判明します。

イーサリアム側は、イーサリアムのブロックチェーンに紐付けされていたDAOやイーサリアムの取引記録をハードフォークという手法を使って盗まれる前の状態に復旧させました。

これにより盗んだ人は盗んだDAOが使えなくなり、被害者も損害を被らずに済む形で事件を終わらせる事に成功しました。

全て円満に解決したようにみえましたが、この事件をきっかけにイーサリアムを開発した技術者の考え方や方向性の違いが生じてしまい、内部分裂してしまったのです。

この内部分裂によって生まれたのがイーサリアムクラシックです。

考え方の相違点

分裂を招いた方向性の違いですが、仮想通貨は元々、誰かに一元的に管理されるような中央管理ではなく、あくまでブロックチェーンとして誰の管理下にも属さない分散型管理を技術の基本にあげています。

しかし、問題があったとき、ハードフォークという中央管理的な介入によって事件を終わらせるやり方に、あくまで分散型管理を目指している一部の人々が反発しました。

この反発した一部の技術者によって非中央集権的な暗号通貨を目指し、よりハッキングの被害に遭わないようにする為に、セキュリティや安全面を強化させ作り出したものがイーサリアムクラシックです。

Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)の特徴とは?

Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)の特徴とは?
この通貨は2016年7月20日DAO事件解決直後に公開されました。

イーサリアムの技術が基礎になっていて、イーサリアムと殆ど同じ特徴を備えていてスマートコントラクトという機能を兼ね備えています。

このスマートコントラクトは『契約の自由化』とも呼ばれる機能で、ビットコインは取引記録をブロックチェーンに記録していきますが、イーサリアムとイーサリアムクラシックでは、取引記録と契約情報まで記録することが可能です。

この機能によって、自動で売買契約の支払いやその他様々な契約を実行することが可能です。

現在、イーサリアムは仮想通貨の価値で第2位なので、1位のビットコインと度々比較されます。

簡単な違いをいうと、ビットコインは通貨として物やサービスを購入する事ができますが、イーサリアムやイーサリアムクラシックは基盤(プラットホーム)でイーサリアムネットワークの使用料金として使用します。

ただし、特徴は似ていますがあくまで分散管理を目指してイーサリアムとは全く別のブロックチェーンに記録されているので、そこは誤解しないでください。

イーサリアムクラシックの価格と主な支持層

イーサリアムクラシックはイーサリアムとは同じ技術を利用しているので違いは殆どなく、お互いの価格変動には相関関係があり、互いに影響を及ぼしあいます。

ちなみに現在はイーサリアムの1/10くらいの価格で推移しています。

▼関連記事▼
『Ethereum(イーサリアム/ETH)』波乱万丈の歴史とスマートコントラクト技術

イーサリアムと異なりイーサリアムクラシックを支持する層は、暗号通貨の分散型システムを重視している思想の人たちです。

誕生の歴史からもいえることですが、暗号通貨のコードを絶対視する層から、熱狂的に指示されている暗号通貨といえます。

『ETC』を取り扱っているオススメの取引所一覧

■国内取引所

■海外取引所

仮想通貨 始め方
アルトコインの取引は『バイナンス』がお得!!

国内取引所の多くは、アルトコインの取引時に手数料が上乗せされています。その時のボラティリティ(流動性)でその手数料は変動するのですが、約3%~10%だと言われています。

『Binance(バイナンス)』という海外取引所を利用すれば、手数料は一律0.1%で済みます。※バイナンスは2017年12月時点で取引量世界一です。

例)
手持ちのXRP(リップル)を売ってETH(イーサリアム)を購入する場合

■国内取引所

  1. XRP売却(3%~10%マイナス)で日本円に戻す
  2. 日本円でETH購入(3%~10%マイナス

XRPをETHに変更するだけでも6%~20%マイナスになってしまいます。

■Binance(バイナンス)

  1. XRP売却(0.1%マイナス)でBTCに戻す
  2. BTCでETH購入(0.1%マイナス

Binance(バイナンス)の場合、0.2%で抑えることができます。

更に、Binance(バイナンス)独自のトークンであるBNBを利用すれば、手数料を半額にすることが可能です(0.1%の半分なので0.05%)。

また、取り扱っている仮想通貨の種類も2017年12月時点で約85種類あり、現在も速いスピードで様々な仮想通貨を上場させています。メアドさえあれば登録は可能なので、利用しない手はないと思います。

▼公式サイト▼
https://www.binance.com/

※2018年1月現在、バイナンスは新規登録者の制限を行っている時間帯があります。登録できない場合は、時間をおいて公式サイトを確認してみてください。

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