『Ethereum(イーサリアム/ETH)』波乱万丈の歴史とスマートコントラクト技術

Ethereum(イーサリアム)はビットコインに並ぶ仮想通貨の2台巨頭、アルトコイン界のドンともいえるアルトコインです。

1,000銘柄を超える現在のアルトコインマーケットではイーサリアムは不動の1位を続けています。

$29,127,434,768のイーサリアムの時価総額は、ビットコインの時価総額$81,547,038,704-の約36%にも達し、仮想通貨マーケット全体の時価総額の19%を占めている状態です。

ビットコインの仮想通貨マーケット全体に対する時価総額は約52%と他を寄せ付けることがないほどの独壇場です。

しかし、以前は仮想通貨マーケットの90%近くの時価総額をビットコインが締めていたことを考えると、仮想通貨マーケットの成長とアルトコインの評価が上がっていることを感じざるを得ません。

そんな注目のアルトコインマーケットで現在首位を独走し続ける優良銘柄「Ethereum(イーサリアム)」を紹介します。

※『ETH』のチャート(2018年02月16日 21時51分時点)

Ethereum(イーサリアム)の歴史について

Ethereum(イーサリアム)の歴史について
イーサリアムは2014年7月にリリースされました。イーサリアムが最も注目を集めたのは皮肉にもイーサリアムを舞台に起きたハッキング事件と分裂騒動だといえるでしょう。

2016年6月イーサリアムから派生した仮想通貨THE DAOを経由しイーサリアムがハッキングされる事件が発生しました。そのときの被害総額は360万ETH(イーサ)約52億円にも上り、仮想通貨界を震撼させました。

結果から言うと、この事件はハッキングされたシステムをロールバックし、ハードフォーク(従来のシステムと互換性のないバージョンアップ)することで終結しました。

しかし、ハードフォーク後にハッキングされた通貨が使用できなくなることから一部の技術者が反対し、イーサリアムは分裂することになりました。

こうして生まれたのがイーサリアム・クラシックです。

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『Ethereum Classic(イーサリアムクラシック/ETC)』DAO事件をキッカケに生まれたコイン

半永久的に書き換えることができないシステムが特徴だったブロックチェーンですが、システムのロールバックが行えることが露呈し、ブロックチェーンシステムに対する信用の根幹を揺るがすことになったハードフォークとなりました。

イーサリアム・クラシックは「誰かの意思の介入によって通貨の使用を差し止める行為は行われるべきではない」との考えをもつ技術者たちによって運営されています。

参考までに現在のイーサリアム・クラシックのアルトコインマーケットでのランキングは12位となっています。

イーサリアムのリリースから現在までの発行枚数は?

一般的に仮想通貨は価格の下落を防ぐために発行上限を設定しています。しかし、イーサリアムは発行上限を未定とし明確にしていません。

現在の発行枚数は95,068,335ETHとなっています。

通常、発行上限を設定することがマーケット価格の下落対策を行っているとして、仮想通貨価格の下支えとなっています。

しかし、イーサリアムにはこれが適用されることなく、アルトコインランキングの首位に君臨する今では誰もが不安材料として捕らえていない状況となっています。

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イーサリアムのリリースから現在までの値動きは?

リリース後から$1-前後を小幅な値動きで推移していましたが、2016年1月頃から徐々に値が上がり始めました。ハッキングされた2016年6月には$20-に迫るまで価格上昇しました。

ハッキング事件後も目立った値崩れをみせることなく$12~15-を推移したあと、2017年3月に価格上昇が始まり2017年6月には$391-まで値を伸ばしました。

7月には一旦$149.8-まで値を落とすものの、V字回復を果たし直近では$386.8~244.17-で乱高下している状態です。

Ethereum(イーサリアム)の特徴とは?

Ethereum(イーサリアム)の特徴とは?
仮想通貨として開発されたビットコインは、純然たる仮想通貨であって通貨としての働きしかありません。

一方、ブロックチェーンに紐付けた「スマートコントラクト」を採用するイーサリアムは、通貨の取引と供に「取引契約内容」や「取引条件」などのデータをまとめたものを、分散管理できるシステムなのが一番の特徴だと言えます。

ビットコインのプラットフォームに独自のノウハウを加えたイーサリアムですが、現在ではイーサリアムのプラットフォームに手を加えた新しいアルトコインが続々と誕生している状況となっています。

それだけスマートコントラクトに対するニーズが増えていると言えるでしょう。

仮想通貨という全く新しい経済システムを構築したビットコインと、ビットコインの魅力に新たな契約概念を加えたイーサリアム。

共に仮想通貨界に君臨するに相応しい新発想を持った仮想通貨だといっても過言ではないでしょう。

スマートコントラクトとは?

従来のシステムでは、契約書などを公的な書類にするためには公証役場で書類を保証してもらう必要がありましたが、スマートコントラクトを利用することで1度インターネット上にアップした書類は2度と内容を替えることができなくなります。

内容変更すれば変更の履歴がすべて残されることから、公証役場を利用することなく契約書の公正性が保証されます。

より安全な仮想通貨取引の実現ができる?

スマートコントラクトを利用すれば過去に交わされた契約内容が半永久的に保存することが可能になります。

契約締結までの経緯や権利譲渡の履歴などが連綿と続きますので、情報の信用度が自ずと向上していきます。

分散型情報管理を行っているので、仮に一部の情報を改竄した場合でも他の場所に保存している情報と照らし合わせることで改竄の事実を焙り出すことができるシステムです。

仮想通貨イーサリアムとは?

本来イーサリアムは上記のスマートコントラクトを中心としたサービスの総称であり、サービスを使用する際に必要となるのが、イーサリアムの決済通貨である仮想通貨ETH(イーサ)です。

つまり、イーサリアムのスマートコントラクトが世界中に普及し、多くの利用者が利用することで仮想通貨ETH(イーサ)のマーケット価格が維持されるのです。

多くの仮想通貨はイーサリアムのETH(イーサ)のように、自社のサービス利用の決済通貨としての仮想通貨を発行しています。

このビジネスモデルを作ったのが、今回紹介したイーサリアムだといっても過言ではないでしょう。

『ETH』を取り扱っているオススメの取引所一覧

■国内取引所

■海外取引所

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仮想通貨 始め方
アルトコインの取引は『バイナンス』がお得!!

国内取引所の多くは、アルトコインの取引時に手数料が上乗せされています。その時のボラティリティ(流動性)でその手数料は変動するのですが、約3%~10%だと言われています。

『Binance(バイナンス)』という海外取引所を利用すれば、手数料は一律0.1%で済みます。※バイナンスは2017年12月時点で取引量世界一です。

例)
手持ちのXRP(リップル)を売ってETH(イーサリアム)を購入する場合

■国内取引所

  1. XRP売却(3%~10%マイナス)で日本円に戻す
  2. 日本円でETH購入(3%~10%マイナス

XRPをETHに変更するだけでも6%~20%マイナスになってしまいます。

■Binance(バイナンス)

  1. XRP売却(0.1%マイナス)でBTCに戻す
  2. BTCでETH購入(0.1%マイナス

Binance(バイナンス)の場合、0.2%で抑えることができます。

更に、Binance(バイナンス)独自のトークンであるBNBを利用すれば、手数料を半額にすることが可能です(0.1%の半分なので0.05%)。

また、取り扱っている仮想通貨の種類も2017年12月時点で約85種類あり、現在も速いスピードで様々な仮想通貨を上場させています。メアドさえあれば登録は可能なので、利用しない手はないと思います。

▼公式サイト▼
https://www.binance.com/

※2018年1月現在、バイナンスは新規登録者の制限を行っている時間帯があります。登録できない場合は、時間をおいて公式サイトを確認してみてください。

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