仮想通貨『EOS(イオス/EOS)』トークンの利用用途なし!48時間後に移転不可!

ビットコインが大幅な値上がりをみせ、仮想通貨に注目が集まりだしてから大変多くの仮想通貨が出回るようになりました。

各コインの性格は様々で、オリジナルの仮想通貨を作るために取引されるものや、ゲーム内での取引に使われるもの等需要もより広がり、次々作られ公開されています。2017年度もあらゆるコインが公開されました。

その中から『EOS』という仮想通貨をご紹介します。

※『EOS』のチャート(2024年10月04日 21時40分時点)

EOS(イオス)の歴史について

EOS(イオス)の歴史について
これほどまでに仮想通貨が増えているのに、さらにどんどん公開されていくコイン。

国内の取引所での取り扱いは無いものの、仮想通貨の公開やICOは2017年に入ってからもどんどん増えています。

その中でも注目を浴びたのが仮想通貨トークンの『EOS』です。

まずはEOSとはいったいどのような過程で作られることとなったのか、今までの値動きはどのようなものか追ってみたいと思います。

EOSが誕生した訳

EOSは、分散型アプリケーションに特化したプラットフォームで、企業間で利用されることを想定して開発されました。

2017年6月末にICOが開始され、7月1日に上場を果たしたコインですので、割と新しくそんなに歴史は刻んでいません。

6月末に開始されたICOでは、10億トークンのうちの20%に当たる2億トークンが5日間で配布され、残りの70%は上場日から200万トー金ずつ350日間配布するという独特な方法をとっています。ちなみに残りの10%はトークン運営サイドが保有しています。

独特なICOの方法をとったEOSですが、注目すべきはその値動きかもしれません。

7月1日に公開されてからわずか3日で時価総額が9位に浮上するという、大躍進を見せ大変注目を集めたコインなのです。

ちなみに公開された時点では1EOS=1ドルでしたが、一時1EOS=5ドルまで急騰し、7月のあたりでは1EOS=3ドルそして2017年10月の時点では1EOS=0.5ドルといったところで、時価総額も30位付近まで後退してしまっています。

ICOって何?

様々な種類の仮想通貨を見ていると必ずICOという言葉に出会うと思います。このICOについて少しご説明します。

仮想通貨においてICOはInitial Coin Offeringの略でクラウドセールを指します。仮想通貨のICOは、トークンと呼ばれる仮想通貨を発行して資金を調達することを目的としています。

発行者側は研究費や開発費の資金調達が出来る一方で、購入者は先行販売なので安く購入できる点や、そのプロジェクトがうまくいきトークンの価値が上がることで利益を得ることも可能となります。

しかし中には悪質な意図でICOを実施する開発者もいるため、ホワイトペーパーという企画書を公開させ、購入者が適切な判断が出来るようなシステムとなっています。

ICOに参加したい場合は、ホワイトペーパーを理解できるほどの知識があった方がよさそうです。

▼関連記事▼
ICOとは?上場する前の最安値で仮想通貨を購入可能

EOS(イオス)の特徴とは?

EOS(イオス)の特徴とは?
EOSという仮想通貨が公開され、一気に時価総額が9位になるにはそれなりの特徴があるはずです。

仮想ブーム、ICOブームの影響か、それとも見逃せないメリットがあるのか、EOSのもつ特徴やメリットデメリットをご紹介したいと思います。

EOSはイーサリアムのブロックチェーンを使用している

まず基本的な情報として、EOSのトークンは、イーサリアムブロックチェーンを使用しています。

EOSは、ブロックチェーンをベースにした、分散型のオペレーティングシステムで、このシステムが、必要なコア機能のアカウント・認証・データベース・非同期通信・および複数のCPUスコアおよびクラスタにわたるアプリケーションのスケジューリングをすべて提供してくれます。

つまり、既存のブロックチェーンプラットフォームにおいて、現在サポートされていない大企業尾主流開発をサポートするように設計されているのです。

そのため大企業に広く利用されることを期待しています。

EOSは、1秒間に情報を処理できる量が何百万件と多く能力が高い点や、情報を処理するたびの使用量も支払う必要が無いので、大企業にとって有力に働くわけです。

購入のメリット

EOSを購入する人にとってのメリットは、2017年の7月より取引所に上場し取引が出来るようになったにも関わらず、ICOでも購入が出来る点にあるようです。

要は、ICOで購入し取引所で売りさばくという売買を繰り返し、差額で利益を出していくのです。

このような情報が出回っているにも関わらず、購入者がいるというのはそれほどICO・仮想通貨には期待があるのでしょう。

EOSのデメリット

EOSの最大のデメリットは、トークンの利用用途が全くなく、48時間以内に移転不可となる点です。

ちなみにこの重要事項はホワイトペーパーに記載されているため、理解せずに仮想通貨という事だけで購入してしまった人は痛い目に合うかもしれません。

『EOS』を取り扱っているオススメの取引所一覧

■国内取引所

  • なし

■海外取引所

仮想通貨 始め方 おすすめ

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

仮想通貨『Gas(ガス/GAS)』NEOを利用するためのトークン

仮想通貨『Decred(ディークレッド/DCR)』開発状況をオープンにしている仮...

仮想通貨『Populous(ポピュラス/PPT)』次世代の金融プラットフォームを...

仮想通貨『Litecoin(ライトコイン/LTC)』ビットコインより実用性を重視...

仮想通貨『Civic(シビック/CVC)』煩わしい身分証明を簡略化させることが目...

仮想通貨『Hshare(エイチシェア/HSR)』互換性の無さを克服するのが目的