district0xは様々なマーケットを作れるプラットフォームとしても利用できるのが特徴です。様々な消費者同士が商品の売買をする仕組みを提供するプラットフォームは多いものの、手数料が高額になりがちという欠点があります。
district0xは様々な人が独自のプラットフォームを作ることが可能で、しかも手数料を安価に抑えることができます。様々な処理を仮想通貨の処理が代行してくれるため、人を雇ったりシステムを維持するためのコストを削減できるからです。
口コミをつける機能などが標準でついてくるだけでなく、様々な権利情報のやり取りができることも特徴で、物品の売買だけでなくホテルの予約や土地売買など様々な分野への応用が可能です。
※『DNT』のチャート(2025年03月28日 00時44分時点)
Contents
district0x(ディストリクト0x/DNT)の歴史について
district0xは2017年7月に公開された仮想通貨です。district(地区)と呼ばれるマーケットプレイスを簡単に作ることができ、誰でもインターネットモールなどを作れるのが特徴になっています。
世界中で様々なサービス会社が活躍し持ち物のシェアや時間の売買が行われていますが、会社を運用するための手数料などが大きくなりがちで、利用者同士の取り分が少なくなってしまうケースも目立ちます。
district0xは簡単に取引ができるプラットフォームと基本構造を提供することで個人の商品の売買や各種シェアリングサービスへの参入ハードルを下げ、安い手数料で売買できるように作られているのです。
サービスの手数料を減らすことが目的の一つ
district0xが作られた目的の一つが、様々なサービスの手数料を減らすことです。便利なサービスにはそのサービスを維持するための人件費や、システムの開発費が必要不可欠になっています。
一方で、開発コストや維持コストなどは手数料として利用者から徴収せざるを得ず、システムの利用自体が割高に感じるケースもでてしまいます。district0xは仮想通貨とそのプラットフォームを利用することで、多くの手続きを自動化することができます。
また、マーケットプレイスなどを構築するための基本機能を提供することで、プログラミングの知識などがなくても様々なショッピングモールなどが運用できる仕組みになっています。
自動化が進むことで手数料が安くできるため、利用者の利益を最大化しやすいのです。
それぞれの独自色出せるのもポイントに
district0xのシステム上で構築できるマーケットプレイスは、ただ商品などを販売するだけでなく、ホテルの予約や電力の売買など、様々な情報に紐付けが可能です。
基本技術にイーサリアムを採用したことで高い拡張性を確保できているのも特徴で、イーサリアムトークンを利用した各種取引も可能になっています。そのため、イーサリアムで構築されたネットワークの資産も生かしやすくなっています。
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イーサリアム自体が証券情報など、様々な情報の付加が可能なため、他の仮想通貨の長所を取り込みつつ、生かすことができることが大きなメリットになっているのです。
district0x(ディストリクト0x/DNT)の特徴とは?
district0xは様々なマーケットプレイスを構築することが可能で、独自のルールなどを作ることができます。また、口コミ機能などが標準でついてくるのもポイントで、実際に利用した人の声なども反映させやすくなっています。
また、イーサリアムのモバイルクライアントアプリ『Status』とも提携しているため、モバイルでの普及にも期待がもてます。定期的に開発情報を発信するなど運営者の情報発信も豊富で、開発の透明性が高い仮想通貨にもなっています。
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簡単にマーケットプレイスなどを作れる
district0xはマーケットプレイスを作るために必要なプラットフォームを提供していて、様々な独自色を打ち出しつつ誰でも簡単にマーケットを作れるようになっています。
単純な品物の売買にとどまらずに様々なサービスを販売できるのも特徴で、プログラミングなどの知識がなくても売買システムを構築できるようになっています。
手軽さと多様性が魅力の一つで、コスト面でも他のECサイトなどと比べて優位に立ちやすくなっています。実際に求人関係のマーケットなども開かれていて、応用範囲の広さがわかるようになっています。
モバイルでの普及に注目が集まっている
district0xはイーサリアムのモバイルクライアントアプ『Status』と提携するなど、独自色を打ち出すよりも、他の仮想通貨との連携を武器にしているのが特徴です。
Statusとの提携でモバイルでの利用ハードルが下がり、スマホを使った売買の普及に貢献する可能性が高まっています。手軽に参入して売買が可能なことと、利用者が増えることは仮想通貨普及の条件の一つです。
開発者の情報公開の速度も速く、プロジェクトの進捗具合が想像しやすいのも魅力で、運営が何をしているかわからないという仮想通貨にありがちなトラブルも避けることができます。
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