Blocknetは、分散型でネイティブな仮想通貨取引を行うプロジェクトとして発足しています。Proof of Stakeのアルゴリズムを採用しているので、長期ホルダーにメリットがある仮想通貨です。
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APIエコシステムを完全に置き換えるトークンエコシステムが採用されており、いつでも貨幣化可能となっています。ブロックチェーン技術を採用した仮想通貨が多数登場している中で、複数のブロックチェーン間で幅広い相互運用性を実現することが不可欠です。
Blocknetは、数千にも広がる独立したブロックチェーンをトークンエコシステムに変換してブロックチェーン技術の強化を実現しています。APIによる摩擦を防止し、ブロックチェーン技術を高いセキュリティーの下で利用できるよう取り組みが行われているわけです。
※『BLOCK』のチャート(2024年10月04日 21時30分時点)
Contents
Blocknet(ブロックネット/BLOCK)の歴史について
中央集権的な仮想通貨の取引が行われている現状に対して、分散型取引を徹底することで取引所による支配を避ける狙いがあります。
Blocknetは、Decentralized Application Platformを目指しているので、Decentralized Exchange(略称DEX)を重視しています。分散型取引を行えば、中央集権的な管理からの脱却を目指している本来の仮想通貨の目的にも合致するわけです。
アルトコインと呼ばれるビットコイン以外の仮想通貨は、大半が取引所への上場時に価格が上がり、上場廃止と共に暴落する傾向が高い状況です。
取引所において売買される仮想通貨は、取引所が上場または廃止を決断することになるので、事実上は取引所が中央集権的な役割を果たしてしまいます。そこで、Blocknetでは、徹底した分散型取引を行うことに注力しています。
取引所への上場有無に左右されない
Blocknetは、完全な分散型取引を実現しているので、取引所への上場有無により売買価格相場が左右されません。分散型取引ならば、万が一不正アクセスの被害を受けても、他のブロックチェーンから復元が可能です。
1箇所の取引データを改竄しても、分散型取引データを一斉に書き換えることは出来ないので、容易に復元出来るセキュリティー面での強さがあります。
ロードマップに沿った開発が続けられている
Blocknetが公開された時期は、2014年10月20日とアルトコインの中では古い部類に入ります。しかし、ロードマップに従った機能強化とセキュリティーアップが行われているだけでなく、今後の予定もしっかりと公式サイト上に明記されています。
進捗状況を常に確認しながらBlocknetを利用できるので、安全性についても十分に考慮されているわけです。
Blocknet(ブロックネット/BLOCK)の特徴とは?
Blocknetでは、取引に際して企業・個人が介入しない、完全なP2Pの下で通貨交換が出来ます。実際の取引の流れは、デポジットの準備→注文→マッチング→実際の取引という流れです。
Blocknetは、4つの取引ステップを行う過程で、取引者以外の第三者を全く挟まない事を保証しています。DEXを採用することで、取引は即座に実行されて、取引手数料も他のアルトコインが利用する取引所よりも遥かに安いです。
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手数料は、ブロックチェーンを維持するユーザーの手に渡る仕組みが採用されているので、条件はあるもののBlocknetの取引を頻繁に行う人にもメリットがあるわけです。
複数のブロックチェーンを繋ぐことからも、取引可能な通貨の数は多く、日本初のMONAも該当しています。
相互運用性に優れている
ブロックチェーン間の相互運用性を高める設計が行われているので、ブロックチェーンルーター・分散資産交換・ブロックチェーンデータ転送に対応しています。
コインの分散交換を行いつつ収益性も確保することを実現しており、誰の許可を求めること無くコインの交換が可能です。一旦メジャーな仮想通貨へ大手取引所で交換することなく、取引が可能となった点が優れています。
XBridgeによる設計
Blocknetは、異なるブロックチェーン上に存在するノード間で通信を可能にします。なぜなら、peer-to-peerプロトコルのXBridgeに基づいて設計されているからです。
XBridgeは、オープンソースで開発されているので、全てのBlocknet対応アプリに実装済みです。
『BLOCK』を取り扱っている主な取引所一覧
■国内取引所
- なし
■海外取引所
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