仮想通貨の人気が上昇するにつれ、仮想通貨の売買をする取引所も増えてきています。FXで一獲千金を狙っている方も増えてきたと思います。
国内取引所でのレバレッジ取引も良いのですが、海外取引所であるBitMEX(ビットメックス)を使えば、さらに稼げる可能性がでてきます。
こちらではビットメックスの特徴や登録の流れ、手数料や注意点などを細かくご紹介したいと思います。
▼公式サイト▼
https://www.bitmex.com/
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Contents
BitMEX(ビットメックス)の主な特徴と登録の流れ
ビットメックスは2014年に中国で開設された取引所です。日本語でのサポートもあるので他の海外取引所と比べると利用しやすいと思います。
特に、ビットメックスは仮想通貨FXをする際に非常に重宝する取引所です。
BitMEX(ビットメックス)のレバレッジは100倍!しかも追証なし!
ビットメックスの最大の特徴はレバレッジの自由度です。なんと最大で100倍までレバレッジをかけることができます。
レバレッジとは?
普通なら、10万円の資金(取引保証金)であれば10万円分の取引しかできないはず…しかし10倍のレバレッジを使うと、取引できる金額が10万円の10倍、つまり100万円となります!
出典:レバレッジとは?│FXを始めるなら外為どっとコム
更に、ビットメックスには追証(追加保証金)がないため、よくネットで目にするような「FXで地獄へ転落」みたいなことはほぼありません。
追証とは?
信用で買建てた銘柄の値下がり、または、売建てた銘柄の値上がりによって出る建玉の含み損や、担保の値下がりによる担保価値の低下などにより、担保(保証金)率が一定の比率(最低維持率)を下回った場合、定められた期日までに追加で担保(保証金)を預け入れる必要があります。
出典:追証(おいしょう)とは何でしょうか? | はじめての信用取引Q&A | 松井証券
しかし、追証がないビットメックスではマイナスはカウントされず、元金である0.1BTCのみの損失だけで済みます。
他の取引所で、レバレッジを100倍かけられて追証なしというのはめったにないと思います。
BitMEX(ビットメックス)の登録の流れ
登録は、半角英数字で行います。本人確認などの書類は必要としません。当サイトからのリンクからの登録で6か月間手数料が10%割引になります。
- 公式サイトにアクセスして新規登録画面を表示させます。
- Eメールアドレス、パスワード、国、名前を入力します。
- 四角のマークを左から右にスライドさせて、その下にある規約同意にチェックを入れ、Registerをクリックします。
- 入力したメールアドレスにメールが届くので、Verify My Emailにクリックすれば登録は完了です。
BitMEXには2段階認証も備わっていますが、パスワードは必ず強固なものにしておいてください。
簡単にパスワードを予測できるものにしておくと、セキュリティがとても甘いものになり、ビットコインの紛失や、トラブル発生の原因になるので、万全な予防が必要です。
BitMEX(ビットメックス)の使い方 – レバレッジをかける方法は?
普段海外の取引所を利用している方でも、ビットメックスの使い方は多少難しいかもしれません。入力する数値や場所に若干違いがあるのでよく覚えておきましょう。
BitMEX(ビットメックス)で注文を出す方法
ビットメックスは日本語サポートがあるので、まずはサイトを日本語表示にしましょう。サイト右上の国旗のマークから日本の国旗を選べばOKです。
注文の画面は左側にある「発注」という部分から行えます。手数料が安いのはメイカー(Maker)なので基本的に指値注文で注文をするようにしましょう。※急な変動が起こった時は手数料を気にせず成行注文を行った方が良い場合もあります。
指値注文と成行注文の違いは以下をご参考ください。
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仮想通貨の購入方法(成行注文・指値注文・逆指値注文の説明)
「数量」の部分に自身が注文したい金額を入力します(他の取引所と違ってコインの数量を入れるわけではありません)。例えば、10000円分の取引をしたい場合は100と入力します(1ドル=100円とした場合)。
「指値」の部分に指値を入れたい価格を入力します。右側にあるオーダーブックを見ながら決めましょう。上の赤い部分が売り板、下の緑の部分が買い板となっています。中央に表示されている価格が現在の中央値です。
この板に並んでいない価格で注文をするとMaker(メイカー)になり、並んでいる価格で注文するとTaker(テイカー)になります。
数量と指値が決まったら「買い/ロング」、「売り/ショート」どちらかのボタンをクリックします。すると画面中央部にある「アクティブな注文」に自身の取引が並び、約定すれば「ポジション」に取引情報が移ります。
BitMEX(ビットメックス)でレバレッジをかけるには?
画面左側の「保有ポジション」という部分に、「レバレッジ」と書かれたバーがあると思います。左側から「クロス」、「1×」、「2×」、「3×」、「5×」、「10×」、「25×」、「50×」、「100×」となっていますね。
このバーを右にスライドさせればそれぞれのレバレッジをかけることが可能です。レバレッジを設定した後は、上記に記載した方法で「数量」の部分を調整していきます。
この場合だと100×100なので「10000」と入力します。すると、「買い/ロング」「売り/ショート」のボタンの下にある「コスト」に必要な証拠金の数値が表示されます(この注文を行うのに必要なビットコインの数量です)。
※実際の注文画面
上記の写真の場面で注文を行えば、0.012BTCを証拠金として10000ドル分の資金を動かせるということになります。
レバレッジバーにある「クロス」とは?Cross Margin(クロスマージン)について
レバレッジのバーの一番左に「クロス」と記載があると思います。一番左にあるので、「現物注文」と勘違いする人も多いのですが、これは上記で記載したレバレッジとは違う種類のレバレッジのかけ方になります。
「クロス」はCross Margin(クロスマージン)と呼ばれるもので、証拠金維持率を上げるために使われるものです。ハイレバをかけると運用できる金額は増えますが、少しの変動でゼロカットされる可能性が増えます(詳しくはページ下部をご覧ください)。
「クロス」を使えば、「利用可能残高の全てを証拠金として、その一部で取引」ということが可能になります。
そこで、残高に2BTCを入れておき「クロス」にバーを設定します。同じように1BTCに100倍のレバレッジをかけて注文を出します。この場合だと2BTC分、注文とは逆の変動があるまでロスカットはされません。
証拠金維持率を自身で調整できるということですね。
BitMEX(ビットメックス)入金方法と手数料
ビットメックスは、日本円やUSDでの入金が対応していないので、ビットコインを入金する必要があります。つまり、ビットメックスでは、ビットコインのみの入金の対応になります。
日本の取引所で、先にビットコインを購入しておきましょう。日本円も米ドルも、他の仮想通貨もまずはビットコインに交換してからビットメックスに送金する必要があります。
BitMEX(ビットメックス)入金の方法
入金するビットコインをあらかじめ購入しておきます。
ビットコインを用意したら、ビットメックスの画面上部にある「アカウント」をクリック後、「入金」をクリックします。
QRコードと送金アドレスの画面に変わるので、QRコードを読み込むか、送金アドレスをコピーします。
最後にコピーして貼り付けたアドレスを宛名にして、国内取引所からビットコインを送金します。
送金アドレスを間違えると、ビットコインが消えてしまいます。手入力ではなく、アドレスをコピーして送金すると安心です。
国内取引所から出金する場合は、0.001BTC程度の手数料がかかります(時期によって手数料はまちまちです)。
ビットコインは、スケーラリビリティ問題があるため、送金時間が長くかかる場合があります。2018年3月7日の時点では、早いと20分ほどで着金します。ただし、送金詰まりが起きると数日間かかる場合もあるのでご注意ください。
BitMEX(ビットメックス)の取引手数料について
ビットメックスの最大の特徴は、100倍のレバレッジをかけることができることです。追証もないのでビットメックスはメリットだらけと思うかもしれません。
しかし、ビットメックスの手数料には少し注意が必要です。
BitMEX(ビットメックス)の手数料の種類
ビットメックスの手数料には大きく分けて以下の4つがあります。
- メイカー(Maker)手数料
- テイカー(Taker)手数料
- 資金調達率手数料
板に並んでいない価格で注文をする方法です。指値注文でも板に並んでいる価格で注文するとTakerになります。
既に板に並んでいる価格で注文を出す方法です。成行注文はTakerになります。
常に変動します。-(マイナス)表記であればロングで注文を出せば手数料がもらえ、ショートで出せば手数料を取られます。-(マイナス)表記がなければその逆です。
※資金調達手数料は1回の売買に対しての手数料ではありません。日本時間で5時、13時、21時間と8時間おきに支払い(受取り)となっているので覚えておきましょう。
一見ややこしそうにも見えますが、実際に利用してみるとすぐに慣れます。とりあえず最初は、手数料を取られないようにメイカー(Maker)で注文をすることを心がけましょう。
BitMEX(ビットメックス)のテイカー(Taker)手数料は高い!
メイカー(Maker)であれば、手数料をもらうことができるのでむしろありがたいのですが、テイカー(Taker)の場合注意が必要です。下記がビットコイン取引の際の手数料の一覧です。
- メイカー(Maker)手数料:-0.025%
- テイカー(Taker)手数料:0.075%
「注文を出す時」と「ポジションを決済する時」の2回ともテイカー(Taker)だと0.075×2で0.15%の手数料がかかります。また、これはあくまでも1倍で取引をした際の手数料です。
レバレッジの倍率と取引手数料は比例する!
レバレッジをかけて取引をする時は、かけた倍数の手数料が元金にかかります。
レバレッジの取引で、大きな利益にだけ目がいき、手数料がかるのを忘れがちなので気をつけるようにしましょう。
BitMEX(ビットメックス)を利用する際の注意点
ビットメックスは、嬉しいメリットがたくさんあり、本人の確認がいらず簡単に登録できて使いやすい、入金スピードが早い、一度覚えるだけであとはとても楽に注文することができる、アルトコインのFXができるなど数多くメリットがあります。
メリットだけではなく、デメリットも必ずあり、ビットメックスを利用するときは、注意することもいくつかあります。
大きく利益を上げることができる夢のようなビットメックスですが一撃退場のリスクも含んでいるのを覚えておきましょう。
レバレッジ100倍は少しの変動でロスカットされる!
100倍などのハイレバレッジで取引をすると、すぐに証拠金を割ってしまいロスカット(ゼロカット)されます。分かりやすくいうと、1BTCで100倍の100BTCをロングで入れたとしたとしても、1BTC分の下げがあればゼロカットです。
少しのノイズでロスカットされる危険性があるので、その点は注意しましょう。初心者の方は、まずは2倍、5倍などから始めてみると良いと思います。
また、先ほどご説明したCross Margin(クロスマージン)でレバレッジをかけるとロスカット自体は少なくなるのでオススメです。※ただし、ロスカットされた場合は証拠金残高が0になるのでご注意ください。
手軽に登録できるという危険性
海外の取引所では多いのですが、登録するにあたって本人確認が必要ありません。手軽に利用できるのは良いことなのですが、何かトラブルなどがあった時に保証されないということもあるというのは覚えておきましょう。
ビットメックスに限ったことではありませんが、仮想通貨取引をする際は基本的に自己責任という意識を持ちましょう。
出金手数料について
ビットメックスから他のところへBTCを送る際は手数料に注意しましょう。2018年3月時点で出金手数料は1300円程です。
気にならないレベルの人であれば良いのですが、もし5000円分などの少額のBTCを出金するようであれば5分の1以上が手数料になってしまうので考える必要があると思います。
ビットメックスに入金する際も「出金手数料」のことは頭に入れておきましょう。
BitMEX(ビットメックス)の「追証なし」は本当なのか?
ビットメックスは怪しいという口コミをネットで度々目にします。なぜビットメックスが追証なしで運営できるのかは、下記が参考になりますので是非ご覧ください。
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100倍追証なしが実現する理由とは?
一応、「追証なし」というのは本当かどうか確かめるために、実際にBitMEX(ビットメックス)に登録をして少額(0.002BTC程度)で100倍のレバレッジをかけてみました(クロスではありません)。
流れは以下のような感じです。
- BitMEX(ビットメックス)へ登録
- 国内取引所からBitMEX(ビットメックス)へ0.005BTC(0.001は手数料)を送金
- 0.004BTCが30分後にBitMEXに着金
- 0.004BTCの内0.002BTC(約2000円)でレバレッジ100倍(約20万円)⇒買い/ロング
- 約30分後にロスカット
30分程度でロスカットされました。ハイレバにしては、思ったよりも粘ったなという印象です。ビットメックスはロスカットされた際に「清算通知」というタイトルでメールが届くようになっています。
「どのタイミング」で、「どの価格に到達したから」ロスカットされましたというものです。メールの最後には「破産」という文章もあるので少しゾッとしますが、ビットメックスを実際に確認してみると0.002BTCは残っていました。
後から思ったことですが、そもそも登録の際に「メアド」、「パスワード」、「名前」「国」しか登録していないのに、追証が発生するというのは考えづらいです。これだけの情報だと追証が発生してもユーザーに逃げられてしまいますもんね。
管理人が実際に試して思ったことは現時点でBitMEXは仮想通貨FXをするならうってつけということです。
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