Binance Coinは、「Binance」という中国の取引所が発行している仮想通貨です。「バイナスコイン」と表記されたり、「BNB」と略されることもあります。
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時価総額はトップ50位以内に入る注目度の高い存在であり、時価総額はこれからも大きく上昇していくと考えられています。
Binanceは元々が取引手数料が非常に安いことで知られていますが、Binance Coinの利用で、更にお得に取引所が利用できる仕組みになっているのです。最近では、Binanceと日本国内の代表的な取引所であるQUOINEとのパートナーシップ締結が発表されました。
世界的にも、国内市場でも、更に高い人気を博している仮想通貨でもあります。他の仮想通貨にはない、様々な特徴や、独特の歴史をたどってきたBinance Coin。
その歴史や、具体的な特徴について、より詳しく紹介していきましょう。
※『BNB』のチャート(2024年10月04日 20時14分時点)
Contents
Binance Coin(バイナンスコイン/BNB)の歴史について
中国の取引所である「Binance」が提供するBinance Coin。実は、その歴史はまだ浅く、海外の仮想通貨の中では、非常にフレッシュな存在です。
一方で、日本語対応をしていない海外の取引所ばかりの中、Binanceは数少ない、日本語対応の取引所でもあります。そのため、日本国内の利用者からは評価が特に高く、世界的な価値もあり、知名度がどんどん上昇しているのです。
歴史の浅い取引所でありながら、ごく短期間に、飛躍的な成長を遂げたことも、知名度アップの理由のひとつです。世界の取引所の中で、取引量のトップ1位になったほどの伸び幅は、瞬く間に知れ渡るところとなりました。
ここからは、具体的なBinance Coinの歴史や、その背景を詳細にチェックしていきます。
開設されたばかりの取引所から発行されている
Binanceが解説されたのは、2017年の7月です。初期段階から日本語に対応している、数少ない海外の取引所のひとつでした。
独自トークンであるBinance Coinをはじめとして、「ビットコイン」や「イーサリアム」、「バイナンスコイン」、「リップル」や「ウォルトン」、「ネオ」など、世界の代表的な仮想通貨をおよそ50種類以上取り扱っています。
この取扱い種類の多さもまた、BinanceやBinance Coinが注目され、人気を高めた理由のひとつと言えるでしょう。
Binance CoinのICOでは、スタート時の2億枚のうち、50パーセントが売られ、40パーセントを開発者であるChangPengZhao氏が保有、10パーセントが投資家のもとへ配られました。
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今後はスマートコントラクトを開いていく可能性
Binance Coinを含む仮想通貨とは、通貨としての機能だけではなく、基本的にプログラム機能を組み込ませることが可能です。代表的なものとしては、「イーサリアム」のスマートコントラクトは、「バイナンスコイン」を活用することで、作成ならびに実行が可能です。
このスマートコントラクトは、支払いに強制性を持たせることが出来るため、運用が安定化すれば、仮想通貨によってFXを実現できると考えられています。
これからのBinance Coinは、このスマートコントラクトに乗り出していくと考えられており、更に幅広い市場でのニーズが高まり、時価総額を上げていくと言われているのです。
Binance Coin(バイナンスコイン/BNB)の特徴とは?
Binance Coinは、Binanceにおける取引時に発生する手数料を割り引ける点にあります。元々、世界的に見てもBinanceは取引手数料がとても安いのですが、独自トークンであるBinance Coinを使用すると、売買時の手数料はなんと50パーセントオフになるのです。
仮想通貨として独立した決済目的というよりは、Binance内の取引における、ポイントトークンとしてとらえている人が大半です。
Binanceの利用者が増加するほど、Binance Coinの価値は高まっていくため、ユーザーが増えるほど、保有者が得をする仕組みというわけです。
もちろん、仮想通貨としての単体理由も十分可能です。Binance自体が、前述したように非常に多くの仮想通貨を取り扱っており、今後もその取扱いは増やしていく意向です。
Binanceというプラットフォーム内での効率の良いやり取りで、多くの仮想通貨を手に入れることが出来るでしょう。
ERC20トークンである
Binance Coinは、「イーサリアム」のブロックチェーン上で発行された「ERCトークン」のひとつです。そのため、「クアンタム」や「オーガー」、「ゴーレム」などと共通の規格を持っており、プログラムの相互利用や、データのまとめ管理などが実現します。
これは、前述したスマートコントラクトにおいて、決して欠かせない重要な要素です。世界各国の様々な仮想通貨との相互利用が可能になれば、Binanceの幅広い市場の特性も、存分に利用することが出来ます。
土地や他の仮想通貨の影響を受けやすい
Binance Coinの発行元であるBinanceは、中国・香港に本社があります。実は中国は、世界的に見ても仮想通貨の規制が、非常に厳しいことで知られています。
かつて、大手の取引所が閉鎖されたこともあるため、Binanceは本社を移動させる予定と発表しています。また、前述したようにERC20トークンということで、「イーサリアム」の影響が直撃します。
メリットを大きく受けられる一方で、万が一「イーサリアム」やBinanceにトラブルが発生した場合は、Binance Coinもデメリットを受ける可能性があるのです。
『BNB』を取り扱っているオススメの取引所一覧
■国内取引所
- なし
■海外取引所
- Binance(バイナンス)
- EtherDelta