Binance(バイナンス)は中国発の仮想通貨取引所です。世界に多数ある仮想通貨取引所の中で、2017年12月に取引量世界一になりました。これは2018年2月時点でも変わりません。
世界一の取引量を誇るBinance(バイナンス)の魅力とは一体何でしょうか?登録方法や入金方法、取引手数料について詳しく見ていきましょう。
※下記はバイナンスの公式サイトです。2018年1月現在、新規登録者の大幅な増加により登録制限を行っている時間帯を設けているみたいです。サイトにアクセスして登録できなかった場合は時間をおいて再度アクセスしてみてください。
▼公式サイト▼
https://www.binance.com/
Contents
Binance(バイナンス)の主な特徴と登録の流れ
Binance(バイナンス)は、2017年7月に開設された比較的新しい取引所です。開設したのは、中国の最大手取引所OKcoinの元共同創設者兼CTOのチャオ・チャンコン氏です。
海外取引所を利用する際に気になるのが、その使いやすさや分かりやすさだと思いますが、Binance(バイナンス)は日本語でのサポートがあるため初めての方でも利用しやすいです。
Binance(バイナンス)を利用するメリット
Binance(バイナンス)の管理画面は日本語で翻訳することができるため、英語が苦手な方でも気軽に利用することができます。少し表現が怪しい日本語がありますが、全然理解できるレベルなので問題ありません。
取り扱い通貨も80種類以上あるので、アルトコインのトレードをしている方は重宝するでしょう。上場する仮想通貨はユーザーの投票で決定するというのもユニークな特徴だと思います。
また、海外取引所では珍しく、Binance(バイナンス)にはアプリがあります。Android、iPhoneどちらもリリースされていますので、外出先でもトレードを行いたい方は登録後にインストールしてみると良いでしょう。個人的には非常に使いやすいです。
Binance(バイナンス)の登録の流れ
Binance(バイナンス)へ登録をするには、基本的にメアドさえ準備しておけばOKです。下記の流れで登録を行いましょう。
- 公式ページの右上にある登録ボタンをクリック
- メアドとパスワード(大文字・数字込みで8桁以上)を入力
- パスワードを再入力
- 利用規約にチェックを入れて登録ボタンをクリック
- 四角のボックスをくぼみに合わせる様に左から右にスライド
- 登録のメアドの受信箱でBinanceからのメールを確認
- 「Verify Email」をクリックしてメール認証完了
- 「お客様のアカウントが有効になりました。ログインして取引を始めましょう」と表示されたらOK!!
ここまで出来たら、あとはログインをして取引を開始できます。登録後は資産を保護するためにも、2段階認証の設定を忘れずに行いましょう。
出金制限を上げるためには?
実は、上記の登録だけでは1日2BTCまでしか出金(Binance⇒他の取引所)することができません。あくまで「1日」の出金制限になります。次の日になれば、また2BTCを出金することは可能です。
もし、一日で2BTCを超える出金を行う必要があるなら、本人確認(名前・住所・性別・国・パスポート番号・本人写真)を行う必要があります。※こちらの登録にはパスポートが必要です。
- 「Lv.2身分認証完成」をクリック
- 「ほかの国と地域」にチェックを入れる
- 「ファーストネーム」に名前を入力
- 「ラストネーム」に苗字を入力
- 性別を選択
- 「国または地域」で日本を選択
- 「パスポート番号」にパスポートに記載の旅券番号を入力
- 「パスポートカバー」、「パスポートの個人情報ページ」、「個人情報ページと個人署名を含めた正面写真」をそれぞれ添付(右側に例があります)
- 確認をクリック
以上を行えば1日100BTCまで出金が可能な状態となります。審査には1週間程かかることもあるみたいです。更に、100BTCを超える出金を行いたい方は直接サポートに問い合わせる必要があります。
Binance(バイナンス)の入金方法と出金方法(手数料)
Binance(バイナンス)では、現在日本円を扱っていません。海外取引所を利用したことがある方なら分かると思いますが、基本的に海外ではBTC建てやETH建て、USDT建てが主流となっています。
なので、まずは日本で仮想通貨を購入してBinance(バイナンス)へ送金する手順になります。
Binance(バイナンス)への入金方法
Binance(バイナンス)の管理画面の上部にある「資産」の中から「預金の引き出し」をクリックします。すると、Binance(バイナンス)が取り扱っている通貨一覧が表示されると思います。
自身が入金したい通貨を探して、「預金」と記載されている場所をクリックすると入金用のアドレスが表示されます。あとは、送金元の取引所でこの入金アドレスに出金をすればOKです。
※XRPやXEMは、入金用アドレスとは別でタグ・パスワードの入力が必要な場合がありますのでご注意ください。
Binance(バイナンス)から出金する方法
Binance(バイナンス)から別の取引所やウォレットへ仮想通貨を出金する場合は、「預金」の隣にある「お引き出し」をクリックします。そこにアドレスを入力する場所がありますので、送金先で提示された「入金用アドレス」を入力してください。
あとは、送金する数量を入力すればOKです。
ここで注意しておきたいのですが、入金には手数料はかかりませんが出金には手数料が発生します。通貨ごとによって手数料は違います。出金画面に表示されるので確認してみてください。
ちなみに、BTCは手数料が高めなので私はXRPで送金するようにしています。
Binance(バイナンス)でのトレード方法や手数料について
Binance(バイナンス)では、トレードする際に「ベーシック」と「アドバンス」の2つを選択することができます。画面左上から選択できます。
ベーシックは比較的見やすく作られており、アドバンスは様々な指標が表示されます。テクニカル分析を行う方はアドバンスを利用すると良いでしょう。
Binance(バイナンス)の取引手数料は非常に安い!
Binance(バイナンス)の取引手数料は0.1%です。この数字は、国内・海外全ての仮想通貨取引所を比較してみてもトップクラスです。※下記で、取引手数料の比較をしているので是非ご覧になってみてください。
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更に、Binance(バイナンス)にはBNBという独自トークンが存在します。このトークンを利用することで取引手数料を更に半額の0.05%まで下げることが可能です。
※BNB自体の価値も変動します。
Binance(バイナンス)に登録する際の注意点について
Binance(バイナンス)は世界一の取引量を誇る仮想通貨取引所です。この言葉を聞くと皆が使っているから安全と思う方も多いと思いますが、注意点についても知っておく必要があります。
利用する際の注意点として、以下の2点は常に頭に入れておきましょう。
中国の取引所であるリスク
中国は仮想通貨の規制に積極的に力を入れている国です。その規制の発表でビットコインの価値が大きく変動するほどの影響力も持っています。
Binance(バイナンス)は中国に拠点を置いている取引所なので、もしこのような規制があった時にダイレクトに影響を受けるでしょう。※2018年2月時点で、Binance(バイナンス)は本拠地を日本に移すという噂もありますがまだ確定していません。
海外取引所であることへのリスク
Binance(バイナンス)に限った話ではありませんが、海外取引所を利用する際は突然の閉鎖という事態も想定しておかなければなりません。
日本では、2017年から着々と法整備を進めており、ある程度の基準でなければ仮想通貨交換業者登録をすることができません。しかし、海外では法整備がしっかりされていないところもあります。
急に閉鎖してもこちらは泣き寝入りするしかないというケースもありますので、海外の取引所を利用する際は資産を分配するなどしてリスクを分散すると良いでしょう。
▼公式サイト▼
https://www.binance.com/