円建てとBTC(ビットコイン)建ての違いとは?どっちで確認すべき?

2017年は仮想通貨元年ともいわれるほど仮想通貨の価格が大暴騰し、投資経験のない人でもビットコインの購入を考えている人は多いでしょう。

ビットコインを購入するには、通常は国内のビットコイン取引所にアカウントを作成しますが、この取引は通常円建てでの取引となります。

日本ではこれが常識ですが、取引所とは国内のみならず海外にも非常に多く、日本に居ながらにして海外取引所を利用する人も多く、海外取引所では円建てではなくBTC(ビットコイン)建てでの取引が常識となっています。

円建てとBTC建てにはどのような違いやメリット・デメリットがあるのでしょうか、また、どちらで確認するほうが良いのでしょうか?

「円建て」で見る場合

「円建て」で見る場合
日本人であれば、ほとんどのケースでは国内取引所を利用するでしょうから、円建て以外のケースはあまり考えられず、当たり前のように円建てで取引します。

それも当然で、日本で投資するわけですから日本円で資産を増やすことが目的であり、日本で利用する限り日本円としてお金を使うことになるからです。

円建てでの取引とは、ビットコインやアルトコインを円換算して取引することで、ニュースなどでもビットコインが200万円を超えたとか、ネムが100円を超えたとかいうのはすべて円換算したうえでの話です。

これをBTCがいくら上昇したとかXEMがいくら下落したといわれても、円換算に慣れきってしまっている日本人にはピンときませんので、分かりやすいという面からもほとんど円建て取引となるのです。

円建てのメリットは瞬時に判断しやすいこと

円建てでの取引のメリットは、日本人なら慣れているということが大きいですが、円での資産増加を目的としていますので、資産の増減を簡単に知ることができるという点です。

また、瞬時に売買の判断をする場合には円建てのほうが判断しやすいということも言うまでもありません。

円経済圏(日本しかありませんが)で生活する限りは、やはり円建てが分かりやすいという点でメリットは大きいといえます。

円建てのデメリットは今後の動きを考えづらくなること

自身のポートフォリオなどで円建てのみ確認している方は、仮想通貨の相場の流れを掴みづらくなる可能性があります。

例えば、海外の取引所で1BTCで1ETHを購入したとします(分かりやすくするためにどちらも1通貨につき10万円だと考えてください)。その後、ETHが高騰、それに併せてBTCも高騰したとしましょう。

  • 1BTC:10万円⇒30万円
  • 1ETH:10万円⇒20万円
  1. 1ETHが10万円から20万円になったわけですから、円建てで見ると単純に10万円プラスになったことになります。
  2. しかし、BTCでETHを購入せずにそのままBTCとして保有しておけば20万円のプラスになっていました。

これを円建てのみで見ていた場合、「2」の部分に気づくことがなかなかできません。「1」の段階で満足してしまう方が多いと思います。極端に言うと、相場全体が上がっていることに気づかず、「ETHが上がった」とだけ認識してしまうことにもなるのです。

「2」の部分まで気づいていれば、次回のトレードの参考にすることもできます。

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BTCのチャートを追っていれば気づくことができるのですが、それよりはETHを購入した際のBTCの数量をチェックした方がはるかに分かりやすいでしょう。

「BTC建て」で見る場合

「BTC建て」で見る場合
外国為替FXでも国内FX会社ではなく、海外FX会社を利用する日本人投資家が多くいますが、投資は自己責任が原則ですから、どこの国の金融庁に登録していようが、インターネット時代には海外の取引所でも簡単にアカウント作成することができます。

海外取引所を利用することで、国内では購入できない有望な仮想通貨を手に入れることが可能ですし、分散投資もやりやすくなります。

今後、人気となる可能性の高いICO仮想通貨投資にも投資しやすくなりますし、ICO投資では分散投資が非常に有効となります。

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海外取引所で取引する際には、基本はBTC(ビットコイン)建てとなります。

日本の取引所で日本円を増やす目的には日本円が都合よいように、仮想通貨の世界ではBTCが基軸通貨となりますので、ビットコインを増やす目的で投資するにはBTC建てが当然となります。

また、日本円とは世界的にも珍しいほどに安定感や信頼性の高い通貨ですが、他国の法定通貨の場合には信頼されてない通貨も多く、かえってビットコインのほうが信頼できる国が多いという事情もあります。

BTC建てのメリットは相場の流れがつかみやすいこと

BTC建ての最大のメリットとしては、まず、アルトコインの正確な相場を知ることができるという点です。円建てのようにビットコイン換算して円換算されることがありませんので、より正確な相場をダイレクトに知ることが可能です。

アルトコインのチャートを見る場合に、円建てチャートとBTC建てチャートでは値動きが大きく異なることがあります。

例えば、BTC建て円建て両方で、とあるアルトコインを確認してみるとBTC建てのチャートでは下落しているのに、円建てチャートでは上昇していることがあります。これはBTCが高騰したことによって起きる現象です。

結局円にするんだから儲かったということになるのでは?と思うかもしれませんが、よく考えてみてください。先述したように、BTC建てで下落しているということは、そのアルトコインを購入せずにBTCを保有しておけば更に儲かったということになります。

損をしている訳ではありませんが、更に稼げた部分を取りこぼしていることに気づけると思います。購入した際のBTCの数量と、売却する際のBTCの数量を見比べることで今が売り時なのかどうかが分かりやすくなります。

BTC建てのデメリットは慣れていないこと

ビットコイン建てのデメリットとしては、円換算になれている日本人にとっては慣れるまで時間がかかるという点だと思います。

海外の取引所で円建てができるところはほとんどありません。幅広くアルトコインの取引を考えているなら、BTC建てに早く慣れておきましょう。

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このように、円建て・BTC建て双方にメリット、デメリットがあり、トレードしている方々それぞれの慣れなども影響してきます。

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アルトコインの取引は『バイナンス』がお得!!

国内取引所の多くは、アルトコインの取引時に手数料が上乗せされています。その時のボラティリティ(流動性)でその手数料は変動するのですが、約3%~10%だと言われています。

『Binance(バイナンス)』という海外取引所を利用すれば、手数料は一律0.1%で済みます。※バイナンスは2017年12月時点で取引量世界一です。

例)
手持ちのXRP(リップル)を売ってETH(イーサリアム)を購入する場合

■国内取引所

  1. XRP売却(3%~10%マイナス)で日本円に戻す
  2. 日本円でETH購入(3%~10%マイナス

XRPをETHに変更するだけでも6%~20%マイナスになってしまいます。

■Binance(バイナンス)

  1. XRP売却(0.1%マイナス)でBTCに戻す
  2. BTCでETH購入(0.1%マイナス

Binance(バイナンス)の場合、0.2%で抑えることができます。

更に、Binance(バイナンス)独自のトークンであるBNBを利用すれば、手数料を半額にすることが可能です(0.1%の半分なので0.05%)。

また、取り扱っている仮想通貨の種類も2017年12月時点で約85種類あり、現在も速いスピードで様々な仮想通貨を上場させています。メアドさえあれば登録は可能なので、利用しない手はないと思います。

▼公式サイト▼
https://www.binance.com/

※2018年1月現在、バイナンスは新規登録者の制限を行っている時間帯があります。登録できない場合は、時間をおいて公式サイトを確認してみてください。

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