世の中を震撼させたマウントゴックス事件とは?事件から現在まで

マウントゴックス事件をご存知でしょうか。ビットコインについて調べたことのある人はもちろん、ビットコインに興味はなかったけど聞いたことがある人も多いでしょう。それほど有名な事件でした。

ビットコイン市場においてもビットコインを管理する上での教訓となるような印象的な事件であり、これからビットコインを扱おうとしているならば知っておくべき事件のひとつです。

日本だけではなく、世界を震撼させたマウントゴックス事件。そもそもマウントゴックス社とはどんな企業だったのか、マウントゴックス社はビットコインで何をしようとしていて、そこでどんな事件が起きたのか。

以下ではそんなマウントゴックス事件についてご紹介します。

マウントゴックス社とは?

マウントゴックス社とは?
マウントゴックス事件という名前は聞いたことのある人が多いかもしれませんが、ではマウントゴックスが何か知っている人はどれくらいいるでしょうか。

実は、「マウントゴックス」というのは企業の名前です。しかも日本の企業です。

もともとビットコインで事業を始めた企業というわけではなく、カードゲームを取り扱う企業でした。

そんな企業がどういう経緯でビットコインと関わることになったのか。本項ではビットコイン事業にかかる前のマウントゴックス社とビットコイン事業に取り組み始めたマウントゴックス社についてご紹介します。

ビットコイン取引事業を行う前のマウントゴックス社

マウントゴックス社はもともとはトレーディングカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」のカードの取引を扱う企業でした。

実は社名も「Magic: The Gathering Online eXchange」に由来しています。マウントゴックス社の代表はフランス人のマルク・カルプレス氏でした。

カードゲームに興味を持ち、そして日本人女性と結婚したマルク・カルプレス代表は、渋谷にマウントゴックス社を立ち上げ、カードの取引事業を行っていたのです。

マウントゴックス社のビットコイン事業

カードゲームの取り扱いを行っていたマウントゴックス社でしたが、同じようにビットコイン事業も始めていました。

当時はビットコインの価値も少なく、カードをほとんど同じ感覚で始めていたそうです。

どれほどビットコインに可能性を感じて始めた事業であったかは定かではありませんが、キプロス共和国の金融危機以降、急激に価値を高めたビットコインが投資家たちに注目され始め、数少ないビットコイン取引所にアクセスが殺到したのです。

こうしてマウントゴックス社はビットコイン市場の70%ものシェアを誇る最大級のビットコイン取引所になったのです。

マウントゴックス事件はどういう事件だったのか?

マウントゴックス事件はどういう事件だったのか?
ビットコインが注目を浴びると同時に一躍有名になったマウントゴックス社でした。しかし、大成功を手にしたマウントゴックス社はある事件を起こしました。

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これがのちにマウントゴックス事件と呼ばれることになるのです。事件の原因は、ビットコインの最大の特徴であるブロックチェーンがうまく活かされていなかったという背景があります。

事件とは具体的に何が起きたのか、それによってビットコイン市場にどんな影響があったのか。そこにはビットコインを管理する上での教訓もある気がします。以降ではいよいよマウントゴックス事件についてご紹介します。

マウントゴックス事件の内容

事件の内容を簡単に説明すると、マウントゴックス社が預かっていたビットコインがハッカーに盗まれて消失してしまったのです。

ビットコインはシステム上、ブロックチェーンという概念を導入していることはご存知かと思います。これはビットコインの取引の記録を特定の管理者ではなく、全体で共有しようという考えによるものです。

しかし、取引所で一元管理をしたため、ビットコインの利点が無視されてしまったのです。本来ならばユーザの持つ情報と、マウントゴックス社の持つ情報を照合すれば間違いが分かったはず。

全員で共有されているはずの記録を取引所であるマウントゴックス社のみが代表して管理していたため、そしてその中で情報に間違いが生じ、それに気付けなかったためにビットコインが消えてしまったのです。

その総額は114億円から470億円にもなると言われています。結果的に、マウントゴックス社は破綻し、消失したお金の行方は分からず終いでした。これがマウントゴックス事件です。

ビットコインに及ぼした影響

当時はビットコインが注目されたばかりの時期でした。取引に参加していた多くの人は、初期にビットコインを購入したユーザが多かったそうです。

この事件は、ビットコインの弱点というより、ビットコインの誤った管理方法の問題が浮き彫りになった事件でした。3年たった今でも、マウントゴックス事件は仮想通貨取引をする人たちの間で語り草となっています。

今でも語られるマウントゴックス事件。現在も数多くの取引所がありますが、過去の事例も頭にいれ、取引所を利用しても自分の資産は自分で守れるようにしておくべきです。

マウントゴックスは現在どうしている?

みなさんご存知の通りビットコインの価格はあの事件が起きた時より大きく上昇しています。マウントゴックスは、破産当時20万ビットコインの資産を残しました。

債権者の取り立ては約470億円だったのですが、皆さんご存知の通りビットコインの価格は当時より何倍も高騰しています。

そうです。当時の資産である20万ビットコインがそのまま残っているのであれば、現在(2017年12月11日:1BTC=190万で換算)の価格にして3800億円になっています。その当時の取り立て金470億円を返済しても有り余るほどの資産を有しているのです。

流動性の高いビットコインだからこその出来事です。この事件はまだ終わっていないと言えるでしょう。

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国内取引所の多くは、アルトコインの取引時に手数料が上乗せされています。その時のボラティリティ(流動性)でその手数料は変動するのですが、約3%~10%だと言われています。

『Binance(バイナンス)』という海外取引所を利用すれば、手数料は一律0.1%で済みます。※バイナンスは2017年12月時点で取引量世界一です。

例)
手持ちのXRP(リップル)を売ってETH(イーサリアム)を購入する場合

■国内取引所

  1. XRP売却(3%~10%マイナス)で日本円に戻す
  2. 日本円でETH購入(3%~10%マイナス

XRPをETHに変更するだけでも6%~20%マイナスになってしまいます。

■Binance(バイナンス)

  1. XRP売却(0.1%マイナス)でBTCに戻す
  2. BTCでETH購入(0.1%マイナス

Binance(バイナンス)の場合、0.2%で抑えることができます。

更に、Binance(バイナンス)独自のトークンであるBNBを利用すれば、手数料を半額にすることが可能です(0.1%の半分なので0.05%)。

また、取り扱っている仮想通貨の種類も2017年12月時点で約85種類あり、現在も速いスピードで様々な仮想通貨を上場させています。メアドさえあれば登録は可能なので、利用しない手はないと思います。

▼公式サイト▼
https://www.binance.com/

※2018年1月現在、バイナンスは新規登録者の制限を行っている時間帯があります。登録できない場合は、時間をおいて公式サイトを確認してみてください。

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