▼2018年1月29日追記▼
コインチェックは1月26日にXEMをハッキングされ、約580億円の被害が出ています。損害分は全額日本円で補填されるとのことですが、その影響で現在ほとんど全ての通貨の入出金が停止されています。
仮想通貨取引がすっかり市民権を持ったといえる現在、これから仮想通貨トレードに参入しようと考えている方は少なくないと感じます。
1,100銘柄を超える仮想通貨の銘柄の中から、これから成長すると思われる投資すべき仮想通貨を選ぶことは皆さん熱心に研究しているようですが、仮想通貨銘柄の選定と同じくらい重要で慎重に選定すべきなのが仮想通貨取引所の選定だといえるでしょう。
携行性の高いスマートフォンで時間や場所に囚われることなくいつでも仮想通貨トレードを行えるのは大きなメリットであり、スマートフォンアプリの操作性が良いことは、現代のデジタル社会に於いて必要とされる条件の1つだと考えられます。
シンプル画面で判りやすい表示を行ってくれるアプリなら資産管理を行いやすく、誤操作のリスクが下がるので安心して扱うことができますね。
そんな操作性の高いスマートフォンアプリをリリースしているのが今回紹介する仮想通貨取扱所の「コインチェック」です。
2014年にサービスを開始した当初はビットコインの取り扱いしかなかったものの、現在では12銘柄のアルトコインを取り扱い、ビットコインと合わせると全13銘柄の仮想通貨トレードを行える大手仮想通貨取扱所です。
仮想通貨トレードのビギナーからの評価が高いコインチェックを紹介します。
▼公式サイト▼
https://coincheck.com/ja/
Contents
コインチェックの主な特徴と登録の流れ
コインチェックは次に挙げる点が仮想通貨取引所として特徴的だといえます。
■仮想通貨トレード画面の視覚的効果が高い
コインチェックにアクセスすると、パソコン画面、スマートフォンアプリ画面供にシンプルで直感的に情報をつかむことができる視覚的効果の高いつくりになっています。
特にスマートフォンアプリのシンプルさは目を見張るほどで、3タッチと数量入力だけで仮想通貨を購入することができます。
■不正ログイン保証がある
仮想通貨の普及と供に広がっているのが、仮想通貨トレード画面への不正アクセスによる被害です。
コインチェックでは2017年6月より不正ログイン保証を開始しました。補償対象は2段階承認を行っているユーザーに限られますが、個人情報管理の観念からみても2段階承認を行うのが常識だといえるので問題ないでしょう。
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1回辺りの補償額が最大100万円となっているので、保障的にも問題ないと考えられます。
■経営者の顔が見えて安心感がある
非常に判りやすいビットコイン解説本として、累計発行部数が5万部を突破したロングセラー「いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン」を執筆。
「schoo」で授業を持ちながら「フジテレビホウドウキョク」にも積極的に出演し、仮想通貨の情報を発信し続ける大塚雄介氏がCOOをつとめています。
ツイッターで情報発信をする代表の和田晃一良氏と共にコインチェックの現状や将来の展望を発信してくれることから、経営者の顔が見えて安心感も持てると言えるでしょう。
仮想通貨取引所コインチェックでトレードできる仮想通貨銘柄は?
仮想通貨トレードビギナーでも安心して利用できそうな仮想通貨取扱所コインチェックで、現在取り扱われている仮想通貨13銘柄の内訳は次のとおりです。
アルトコインの時価総額ランキング上位にランクインしているものばかりを集めた印象があり、どの銘柄も非常に魅力的だと感じます。
コインチェックで行える仮想通貨トレードの種類と通貨ペアは?
いずれも魅力的な上記13銘柄について、コインチェック内で行えるトレードは次のとおりです。
- 13銘柄すべての現物取引
- ビットコインとイーサリアム、イーサリアムクラシックの信用取引
信用取引の場合は最大5倍のレバレッジで対象通貨を借り受けトレードすることができます。
コインチェックが取り扱う通貨ペアは次のとおりです。
- BTC/円
- ETH/円
- ETH/BTC
- ETC/円
- ETC/BTC
- LSK/円
- LSK/BTC
- FCT/円
- FCT/BTC
- XMR/円
- XMR/BTC
- REP/円
- REP/BTC
- XRP/円
- XRP/BTC
- ZEC/円
- ZEC/BTC
- XEM/円
- XEM/BTC
- LTC/円
- LTC/BTC
- DASH/円
- DASH/BTC
- BCH/円
- BCH/BTC
仮想通貨取引所コインチェックへの登録の流れは?
コインチェックの口座開設は非常に簡単です。
メールアドレスとパスワードを入力すればアカウントを取得できますし、facebookアカウントを持っていればその場で登録が完了します。
ただ口座開設しただけの場合5万円未満のトレードしか行えないので本格的な仮想通貨トレードを行うのには本人確認が必要となります。
仮想通貨取扱所コインチェックで仮想通貨トレードを行うための手続きの流れは次のとおりです。
- コインチェックの公式サイトでアカウントを取得する。
- 公式サイト内の「ウォレット」を開き「設定」のページに移動します。
- 本人確認の方法がいくつか選べますが「電話番号確認」と「本人確認」がおすすめです。
- 電話に届いたSMSの承認コードを入力し、顔写真対の身分証を持った状態の写真を添付して発信、身分証の裏表の2面を撮影して発信すれば本人確認が完了します。
- 新規口座開設完了
簡単な5ステップでビットフライヤーでの仮想通貨取引が可能になります。
コインチェックの入金方法(手数料など)と提携銀行について
簡単な5ステップでコインチェックに取引口座を開設したあとは、実際に仮想通貨を購入することから仮想通貨トレードが始まります。
仮想通貨購入資金をコインチェックに入金して反映されれば仮想通貨トレード開始です。
コインチェックへの入金は次の4つの方法で行えます。
- 日本円による銀行振り込み
- 米ドルによる銀行振り込み
- コンビニ振込
- ペイジーによるクイック入金
入金に対するコインチェックの手数料は次のとおりです。
- 日本円による銀行振り込み:入金手数料は無料(銀行手数料は本人負担)
- 米ドルによる銀行振り込み:$25-(銀行手数料は本人負担)
- コンビニ振込とクイック入金の場合は:3万円未満756円、3~50万円未満1,000円、50万円以上入金額×0.108%+486円となります。
米ドルキャッシュでの振込みが行えるのは特徴的ですが、手数料が高すぎると感じます。日本円による銀行振り込みが現実的なのではないでしょうか。
仮想通貨取扱所コインチェックの提携銀行は?
仮想通貨トレードといっても、日常生活では法定通貨を使用して暮らしていますから仮想通貨トレード開始後はコインチェックへの出入金を行う機会が増えます。
コインチェックの出入金に対応する提携銀行は次の4行です。
- りそな銀行
- 住信SBIネット銀行
- あおぞら銀行
- オリックス銀行
住信SBIネット銀行を利用すれば自行内振込が無料で行えるのでリーズナブルにコインチェックに入金することができますね。
一方コインチェックから出金する場合には、日本円での出金の場合には400円、米ドルでの出金の場合は2,500円の出金手数料が発生します。
コインチェックの取引手数料について
コインチェックで仮想通貨トレードを行う場合の取引手数料は次のとおりです。
- 現金での仮想通貨購入:買値と売値の差額(スプレッド)が手数料代わりです。
- 現物取引:無料(現在仮想通貨現物取引無料のキャンペーンを行っています)
- 信用取引:ショートポジション:取引約定額(BTC)×0.05%、ロングポジション:取引約定額(円)×0.04%
取引手数料が発生するのが実質「信用取引を行った場合のみ」となっています。
現物取引の取引手数料が無料なのは非常に嬉しいことですが、この無料キャンペーンがいつまで続くのかが気になるところです。
仮想通貨取扱所が増加する現在、早くも仮想通貨取引上の手数料は過当競争に突入した感がありますね。
サービスの質の高さを考えればコインチェックの、このキャンペーンは非常にお得だと言えるでしょう。
しかし、注意しておきたいのはアルトコインを取引する場合です。
上記で説明しているスプレッドが結構な割合(7%など)なので、短期でコインを買ったり売ったりしているとかなりのスピードで資産を失っていくことになります。
コインチェックを利用する際の注意点について
仮想通貨はあくまでも金融商品の1つであることから、コインチェックを利用して仮想通貨トレードを行う場合でもリスクは発生します。
コインチェックの免責事項を簡単に紹介しますので、仮想通貨トレード前には確認しておきましょう。
■価値変動リスク〈現物取引・レバレッジ取引〉
仮想通貨は法定通貨ではなく、現段階では法定通貨に位置づけられていません。仮想通貨の価値は秒単位で変動しおり、保有する仮想通貨の価値が急下落する可能性もあります。価値が購入対価を下回り、資産がゼロとなる可能性もあることを知っておく必要があります。
■営業時間リスク〈現物取引・レバレッジ取引〉
コインチェックの営業時間外で仮想通貨価格が大きく変動することがあります。営業時間外で仮想通貨トレード行えない場合もコインチェックは一切の責任を負いません。更に、コインチェックがメンテナンス中であったとしても責任は負わないとしています。
■流動性リスク〈現物取引・レバレッジ取引〉
仮想通貨は流動性が高いため、著しく不利な価格での取引を余儀なくされる場合があります。レバレッジ取引では、市場動向や取引量等の状況により、ポジションの反対売買が難しく損失が拡大することもあることを理解しておく必要があります。
■仮想通貨ネットワークによるリスク〈現物取引〉
仮想通貨トレードはブロックチェーンでの取引の認証が完了するまで、取引が成立せず一定時間保留状態が続きます。保留状態の時間はケースバイケースです。
そのことを頭に入れておいてください。
■仮想通貨の分岐(ハードフォーク)リスク〈現物取引・レバレッジ取引・信用取引〉
仮想通貨自体が分岐し相互に互換性がなくなることで、大幅な資産減になる可能性があります。
分岐の前後には取引自体が停止されることもあります。世間一般的にハードフォークと言われていますが、事前にそのことについて調べておくようにしておいた方が安心です。
■レバレッジ効果等によるリスク〈レバレッジ取引・信用取引〉
仮想通貨のレバレッジ取引は、証拠金の元本や利益が保証されていません。仮想通貨のレバレッジ取引は流動性の高さから危険度がFXよりも高いと思われます。
損失は基本的にユーザー様の責任になるので、仮想通貨FXを考えている方は理解しておきましょう。
■システムリスク〈現物取引・レバレッジ取引・信用取引〉
コインチェックで行う仮想通貨トレードは電子取引システムを利用します。誤った入力の場合、意図したものと異なる注文で約定する場合があります。
市場が急動した場合など、価格情報が遅れ取引システム上の価格と市場の実勢価格がかなり乖離する場合があります。
また、ハッキングなどによる資産喪失の恐れもありますのでセキュリティ(2段階認証など)はしっかりとユーザー自身で行うようにしましょう。
■破綻リスク〈現物取引・レバレッジ取引・信用取引〉
仮想通貨に対する法規制の強化など外部環境の変化を起因とした、コインチェックの財務状況の悪化やシステムその他の必要なサービスを提供する委託先等の破綻等によって、コインチェックの事業が不能となる場合があります。
マウントゴックス事件を知っている方は多いと思いますが、実際に破綻した場合ユーザーへ資金が戻ることは基本的にないと考えた方が良いでしょう。
■法令・税制変更リスク〈現物取引・レバレッジ取引・信用取引〉
法令、税制又は政策の変更等にで仮想通貨トレードが禁止、制限又は課税の強化等が行われ、仮想通貨の保有や取引が制限さたり現在より不利な取扱いとなる可能性があります。
日本自体、2017年から法整備を進めているので法改正のニュースには目を配るようにしておくと良いでしょう。また、日本以外の国の法整備によってビットコインの価格が大きく変動する場合もあるので、情報は常に仕入れておくと良いと思います。
コインチェックでの仮想通貨トレードに伴う典型的なリスクを簡単に紹介したものであり、仮想通貨トレードに生じるすべてのリスクを示すものではありません。
▼公式サイト▼
https://coincheck.com/ja/