クーコイン(Kucoin)は、今最も勢いのある仮想通貨取引所と言っても過言ではありません。海外取引所ながら日本語に対応していて、日本の取引所では購入できないアルトコインを売買することが可能です。
また、取引手数料が圧倒的に安く、ほぼ手数料を意識せずに売買できるのも魅力。さらに独自通貨のKCS(KuCoin Shares)では、保有しているだけで毎日配当報酬が得られるなど、メリットはさまざまです。
コインチェックやZaifなど国内の仮想通貨に慣れた人は、今後確実に伸びるであろうクーコイン(Kucoin)はかなりおすすめできます。
この記事では、クーコイン(Kucoin)の特徴について紹介。入金方法や取引手数料、注意点などについて詳しく解説します。
▼公式サイト▼
https://www.kucoin.com/
Contents
クーコイン(Kucoin)の主な使い方と登録の流れ
クーコイン(Kucoin)は、2017年9月にオープンした香港の仮想通貨取引所です。現在の会員数は20万人で、同じ海外取引所のBinanceと比べると規模はまだまだ大きくないものの、扱っているコインの豊富さなどから注目度を高めています。
日本語表示にも対応していることからも、今後取引量がどんどん上昇していくことが予想できるでしょう。
まずは、クーコイン(Kucoin)が取り扱っている銘柄や、登録の流れについて紹介していきます。
クーコイン(Kucoin)の取り扱い銘柄
現在クーコイン(Kucoin)が取り扱っている仮想通貨は70銘柄以上。現在100銘柄を取り扱っているBinanceには及ばないものの、引けを取らない量だと言えます。
「KuCoin Shares(KCS)」「UTRUST(UTK)」「Dragonchain (DRGN)」「DeepBrain Chain (DBC)」「Red Pulse (RPX)」など、Binanceには無いいわゆる草コイン銘柄も取り揃えているのが魅力です。
中でも「Dragonchain (DRGN)」はディズニーが関係している仮想通貨ということで注目を集めました。※あくまで噂です。
クーコイン(Kucoin)の登録方法
クーコイン(Kucoin)の登録には、まず公式サイトへとアクセスします。右上の「新規登録」をクリックするとユーザー登録画面が表示されるので、メールアドレスとパスワードを入力しましょう。
入力を終えて「次」のボタンをクリックすると、登録したメールアドレス宛てにメールが届きます。メール文章の上の方にあるリンクをクリックすれば登録完了です。
登録後は、公式ページ丈夫の「設定」からグーグル2段階認証の設定ができるので、忘れずに設定しておきましょう。
クーコイン(Kucoin)の入金方法(手数料など)
登録が完了すれば、実際にクーコイン(Kucoin)で売買を行っていきます。海外取引所の中でも手数料は屈指の安さを誇るので、手数料に怯えることなく取引できるのがクーコイン(Kucoin)のメリットでもありますね。
前提として日本円が入金できないため、アルトコインを購入するためにはビットコインやイーサリアムをクーコイン(Kucoin)に入金する必要があります。
売買の流れとしては、まずクーコイン(Kucoin)にビットコインを入金し、仮想通貨を選んで購入、そしてクーコイン(Kucoin)から国内の取引所へ出金するというステップになります。
クーコイン(Kucoin)へビットコインを入金する方法
まずはクーコイン(Kucoin)の公式ページから、上部の「資産」をクリックしましょう。通貨一覧画面が表示されるので、「Bitcoin BTC」の右側にある「入金」をクリックします。
遷移先の画面で、QPコードの上に表示されている入金用アドレスに、コインチェックなどの国内取引所やウォレットからビットコインを送金します。ちなみにビットコインは送金が反映されるまでの時間がかかるため気長に待つ必要があります。
急ぎの場合はDASHなどのスピードが早い通貨を送金して、ビットコインに換金するという手段を使いましょう。
クーコイン(Kucoin)を国内取引所へ送金する方法
アルトコインを購入したら、得た通貨を日本円に換金する際にビットコインをクーコイン(Kucoin)から国内の取引所へと送金します。出金するためには、まず公式ページ上部の「資産」をクリックしましょう。
通貨一覧ページが表示されたら、「Bitcoin BTC」の右側にある「出金」をクリックします。出金用の入力項目が表示されるので、「送金先アドレス」の欄に国内取引所の受け取り用アドレスを入力しましょう。
あとは「金額」欄に出金金額を入力し、2段階認証のコードを入れて「確認」ボタンを押せば出金手続きは完了です。
クーコイン(Kucoin)の取引手数料について
クーコイン(Kucoin)は、国内取引所と比べものにならないほど取引手数料が安いです。例えば国内取引所で有名なコインチェックの場合、スプレッドを含めると手数料はおよそ3%を超えます。
クーコイン(Kucoin)の手数料は驚くことにたったの0.1%。1万円分購入しても手数料は10円で済みますので、ほとんど手数料を意識せず取引することができます。
また、その他にも手数料に関するさまざまなメリットがあります。
独自通貨KCSを保有していると手数料が更に割引される
クーコイン(Kucoin)では、独自トークンのKCS(KuCoin Shares)というものが取り扱われています。このKCSは、保有量に応じて手数料が割引されるというメリットが存在するのが魅力。
ただでさえ安い手数料ですが、KCSの保有量によっては最大で0.07%にまで引き下げられます。同じ海外取引所のBinanceでも独自通貨のBNBトークンがあり、こちらは手数料0.05%なのでやや遅れは取っているものの、ほとんど差はないと言えるでしょう。
毎日報酬額は配当されるのもKCSの魅力
KCSのメリットは、手数料割引だけではありません。なんと、ただ保有しているだけで配当金が毎日貰えるのです。配当報酬額は、KCS(KuCoin Shares)内で取引されている中で発生した手数料の50%です(保有者全員に対してです)。
保有しているKCSの量によって配当報酬額は増えていきます。また、取引所全体の手数料の50%が保有者に配当されることから、今後はさらに配当額が上がることが予想されます。
このKCSのメリットだけ見ても、クーコイン(Kucoin)を登録する価値は充分にあるでしょう。2018年1月時点でKCSは過去最高値を付けています。
クーコイン(Kucoin)を利用する際の注意点について
取引手数料の低さやKCSによる配当報酬など、メリットの多いクーコイン(Kucoin)ですが注意点もあります。それは、2017年9月にスタートしたばかりの取引所であるため、会員数が少なくスムーズな取引が行えない可能性があるという点。
マイナーな通貨であれば、買いたいにもかかわらず希望する金額で売ってくれる相手がいないことや、売りたいのに希望額で買い手がつかないというケースも考えられるでしょう。
ただ、会員数の伸びしろが充分にあるため、これらの心配もすぐに解消できる可能性が高いです。その他、入金や出金時の注意点についても解説しておきます。
ビットコインやイーサリアムの送金遅延に注意
クーコイン(Kucoin)に限った話ではありませんが、ビットコインは性質上処理スピードが遅いという落とし穴があります。そのため、入金時になかなかビットコインが着金せず、買いたいコインがなかなか買えないというトラブルが起こるのです。
イーサリアムに関しても送金スピードはそこまで早くなく、24時間前後というのが目安。そのため、早くコインを購入したいのであればDASH(ダッシュ)などの着金スピードの早い仮想通貨の銘柄を選ぶのがおすすめです。
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クーコイン(Kucoin)にイーサリアムなどを送りたいが遅延は嫌という場合
ビットコインやイーサリアムの着金遅延を回避するため、DASH(ダッシュ)を使ったクーコイン(Kucoin)の送金方法を紹介します。
まずは、公式ページの「資産」の項目をクリックしましょう。通貨一覧から、DASH右側の「入金」をクリックします。遷移先画面でDASH(ダッシュ)のアドレスが表示されるので、コインチェックなどからDASH(ダッシュ)を送金しましょう。
着金が確認できたら、クーコイン(Kucoin)上でDASH(ダッシュ)を売るかたちでイーサリアムへと換金します。この方法なら、直接送金するよりも早く運用することが可能となります。
ただし、送金元の方でイーサリアムを一旦DASHにする必要があります。その際の手数料や送金手数料には注意しましょう。「送金詰まりが発生しているけど、他の取引所にいち早くその通貨を送りたい時」に有効な手段です。
▼公式サイト▼
https://www.kucoin.com/