ビットコインがついに一時的に100万円を超え(2017年11月時点)、これまで仮想通貨に興味のなかった人でも仮想通貨の記事を目にする機会が増えるようになりました。
がっつり投資する気はなくても少しぐらいなら持っていてもいいかな?そんな風に考える人がこれからますます増えてくるのではないでしょうか。
仮想通貨の中には購入して参加するだけで簡単にコインを増やすことができるものも存在します。
そんな仮想通貨初心者の方に今回は仮想通貨のエアドロップについてお伝えしたいと思います。
エアドロップとは?
仮想通貨の口座を開いてコインを増やしたいと思った時、コインを購入したり、マイニングに参加しようかと計画する人もいるかもしれません。
さらにエアドロップに参加して無料でコインをもらうという人もいるかもしれません。
この仮想通貨のエアドロップとは他の言葉に比べて、あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、今後エアドロップが増加する可能性は十分にあると考えられています。
エアドロップとは「仮想通貨の初期の投資家や通貨のサポーターに対して行われるコインの無料配布」の事を言います。
新しく発行されたばかりのコインは保有者が少なく市場の流動性も低くなってしまいます。コインを無料で配布することで話題性を提供し知名度を上げたり、コインの流動性を高めていく効果があります。
無料コインの配布を受け取る条件には、配布の対象となっているコインをウォレットに保有したり、受け取りの申請をするなどの方法があります。
エアドロップで有名になった通貨
ByteBall
ブロックチェーンを使わないDAGという技術を用いた新通貨で、ByteBallの公式ウォレットに入れておく事で月に20%という金利がGBYTEで配布されました。
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この条件の場合、取引所にコインを置いたままにしていては受け取ることができません。また面白いとこにエアドロップの実施日は満月の日ということになっています。
ただ現在、ByteBallは9月からは配布金利は10%に減少してビットコイン保有に対する割り当ても1/10変更されています。
ビットコイン保有者の場合エアドロップを受け取るためには残高を証明する証明作業が必要になります。
ステラ(Steller)
ビットコインを保有している事が条件で無料配布されました。
2014年2月に破綻した世界最大のビットコイン取引所「Mt.GOX 」の創設者である仮想通貨のカリスマと言われた ジェド・マケーレブ氏が開発に携わったステラ。
ステラはリップルコインの弟版といわれておりビットコインを反面教師に送金能力の強化をはかり、色々な通貨を送金できる分散型のプロトコルです。
ビットコインの決済は10分程の時間が掛かりますが、ステラによる送金は煩雑な手続きをする事なく一瞬で完了し、従来の銀行送金と比較しても大きなメリットがあります。
OmiseGO
イーサリアムを保有していればもらえました。OmiseGOは6月下旬にICOを行いICOの時の価格から約1ヶ月で10倍近い価格に高騰した通貨です。
このOmiseGOの場合はイーサリアムとの共同発展を狙っているところがあるようです。
OmiseGOは現在の主流であるewalletで使用するために開発されたイーサリアムが基盤となった、ファイナンシャルテクノロジーの一環です。P2Pでの価値交換や決済サービスを提供できるコインです。
WAVES
WAVESはWavesウォレット内でトークンのエアドロップを貰えます。
貰えるトークンの種類もWaves始め数種類のトークンが貰えるとの事です。
bitcointalkに登録してエアドロップの情報を入手しよう
bitcointalkというサイト登録してエアドロップ中のコインを見つけます。
このbitcointalkはビットコインやその他のアルトコインなどの仮想通貨に関するさまざまな情報が取得できる総合サイトになっています。
エアドロップ情報以外にもICOや報奨金プログラムといった情報をいち早く入手する事が可能です。エアドロップの情報はこのサイトに掲載されているケースも多くサイトの登録が申し込みの必須条件となっていることもあるのでまずはとりあえず登録しましょう。
bitcointalkでのランク上げも大切になるので「member」になれるようにスレッドに書き込みをして、交流する事も大切です。
その他の準備
代表的なウォレットを用意してエアドロップに備える事も大切です。
Bitcoinウォレットやイーサリアムウォレット、WAVESウォレットなどを使用する事が多いので、個人ウォレットを用意するようにしましょう。
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特にETHのmyetherwalletは使用頻度が高い傾向があります。
エアドロップの中には詐偽紛いのものも含まれている危険があるため、エアドロップで通貨を貰う時には「登録の時には使用しないメールアドレスを使用する」、「イーサリアムのアドレスの記載が必要な場合は取引所のアドレスではなくウォレットアドレスを記載する」といったところに注意すると余計なトラブルを防げるでしょう。
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